2018年12月5日、観察者網(wǎng)は、あらゆる日用品でスカートやドレスなどを作り、奇抜な格好で自ら街を歩く動(dòng)畫を配信し続ける四川省の農(nóng)民の男性を紹介した。

【その他の寫真】

近ごろ、ある男性が扇子やカーテンなどを使った衣服を身にまとい、四川省內(nèi)にある広場(chǎng)を歩く動(dòng)畫がネット上で注目を集めて賛否両論巻き起こしている。鍋や食器、お盆、麻袋、パソコンのキーボードやマウスなど、なんでもスカートやドレスに変えており、これまでにすべて300點(diǎn)以上の斬新な服をデザインしたという。

この男性は38歳の豆小剛（ドウ?シアオガン）さん。四川省眉山市の農(nóng)民だ。もともとデザインに興味を持っていた豆さんは、2016年から身の回りの日用品で衣服を作り、それを著て街を歩く動(dòng)畫をネット上で配信し始めた?！笇W(xué)がないから」と語(yǔ)る豆さんのデザインコンセプトはいたってシンプル?！?にエコであること、2に大膽な造形であること」だ。

非常に斬新なファッションであるため、その容貌はとても奇抜に見(jiàn)られ、當(dāng)初はネットユーザーから「中國(guó)人の恥」「頭がおかしいだろ」などといった攻撃を數(shù)多く受けたという。しかし、動(dòng)畫の再生回?cái)?shù)が急増するのに伴い、少しずつ「いいデザインのものある。コーディネートもいい」といった稱賛や勵(lì)ましの聲が屆くようになったそうだ。

ネットでの批判の聲は気にかけないとはいえ、気になるのは「どうしてそこまでやるのか」ということ。豆さんは「交通事故に遭って困窮する中で、親父ががんを再発した。動(dòng)畫でお金を稼いで、親父の病気を治したい」とその理由を語(yǔ)ったという。

実直で勤勉な豆さんは毎日午前5時(shí)ごろに起きて新しい服を作り、動(dòng)畫を配信。人気が出れば視聴者からもらえる電子マネーの「おひねり」で稼げるという中國(guó)ネット動(dòng)畫家業(yè)だが、現(xiàn)実は甘くない。20萬(wàn)のフォロワーを抱え、毎回1萬(wàn)人以上が視聴するが、その多くは「ひやかし」で、「おひねり」をくれる人は少ないという。

11月のある日、豆さんは「毎日更新し、服も作り続けて、ストレスが大きい。心も體も疲れている」とネット上でこぼした。しかし、父親のことを思って再び勇気を奮い立たせたという。今の目標(biāo)はフォロワー200萬(wàn)人。「これだけいれば、たくさんおひねりをくれる『兄貴』も出てくる。そうすれば親父を治すお金も稼げる」と語(yǔ)っているそうだ。（翻訳?編集/川尻）