Record China 2018年12月8日(土) 0時20分
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中國メディアの新浪網(wǎng)は7日、中國のJ―10C(殲10C)戦闘機(jī)が、同シリーズ初期タイプのJ―10Aと比べて、最高速度でマッハ0.4、航続距離が250キロメートル低下していると紹介した。寫真はJ―10C。
中國メディアの新浪網(wǎng)は7日、中國のJ―10C(殲10C)戦闘機(jī)が、同シリーズの初期タイプのJ―10Aと比べて、最高速度でマッハ0.4、航続距離が250キロメートル低下していると紹介した。
J―10は成都飛機(jī)設(shè)計研究所が開発した単発ジェット戦闘機(jī)。初飛行は1998年で中國軍(空軍および海軍)での配備が始まったのは2005年とされる。生産機(jī)數(shù)についてははっきりせず、650機(jī)から800機(jī)までの説がある。初期のタイプはJ―10Aで、その後J―10B、J―10Cなどが登場した。
中國は軍事面について秘密主義の色彩が強(qiáng)い。新浪網(wǎng)記事も、戦闘機(jī)の具體的データについては「機(jī)密保持が厳格」とした上で、11月に開催された珠海航空ショーで海外への売り込み用に発表されたJ―10Cに関連するデータで、最高速度がJ―10Aのマッハ2.2よりマッハ0.4低いマッハ1.8、航続距離がJ―10Aの3200キロメートルより250キロメートル短い2950キロメートルだったことを「驚きかもしれない」などの文言を交えて紹介した。
ただし記事は続けて、J―10Cの一部性能が低下した原因は、地上攻撃なども行う「マルチロール機(jī)」としての機(jī)能が重視されたためであり、J―10Aと比べてレーダーやその他の電子機(jī)器が換裝されて重量が増し、エンジンの出力がJ―10Aとあまり変わりがない狀況では速度低下は正常な現(xiàn)象と説明。同世代の戦闘機(jī)が空戦する際の速度はマッハ0.8~1.2であり「それ以上速度が増してもあまり意味がない。燃料消費(fèi)が莫大になり機(jī)動性は低下してしまう」と主張し、J―10Cの改良は合理的だとの見方を示した。
また、米國の戦闘機(jī)であるF―16でも初期タイプからの改良が進(jìn)むとともに重量が増し、「機(jī)動性はやや低下したが戦闘力は不斷に進(jìn)歩した」と主張した。(翻訳?編集/如月隼人)
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