2018年12月7日、人民網(wǎng)は、日本のハイテクを利用した高齢者介護(hù)について紹介する記事を掲載した。

記事は、「幸せな老後の生活に科學(xué)技術(shù)の助けは欠かせない。日本のハイテクは、ますます多くの高齢者のために用いられるようになっており、これはわれわれが學(xué)ぶに値する。大きく分けて生活支援のためと介護(hù)支援のためのハイテクの2種類に分けられる」と伝えた。

その上で、「生活支援のためのハイテク」として、「ハイテク杖」を紹介。高齢者の歩いている道路狀況に応じて自動(dòng)で調(diào)整するというもので、例えば階段を下りている時(shí)には自動(dòng)的に杖から4本の爪が出て高齢者の支えになり、平坦になると自動(dòng)で元に戻るという。また、高齢者が杖を忘れると聲を出して注意し、歩いた距離を報(bào)告できるほか、歩いたルートを記録し、その情報(bào)をスマートフォンへ送って家族が確認(rèn)できる機(jī)能もあると伝えた。

また、「ハイテク車椅子」についても紹介。高齢者の「前進(jìn)」「バック」「曲がる」「加速」「止まれ」などの命令を聞き、その通りに動(dòng)くというもので、下り坂になると自動(dòng)的にゆっくりとなり安全を確保するという。両足が不自由な高齢者がベッドから車いすに移動(dòng)する時(shí)や、車いすから自動(dòng)車に乗る時(shí)などには、自動(dòng)で高さを判斷し上下することで、移動(dòng)しやすくなっていると伝えた。

さらに「ハイテク浴槽」も紹介。外見(jiàn)は普通の浴槽と変わらないが、一方の側(cè)が完全に倒れるようになっている。これにより足の悪い高齢者が車椅子のまま浴槽に入ることができ、ハイテク車椅子によって高齢者を浴槽の中に入れ、その後倒れた一方が閉まって高齢者の命令でお湯が入り、溫度も調(diào)節(jié)できるという。

記事は「同様のハイテク器具はとても多い。例えば、スマート健康診斷、スマート家事ロボットなどだ。量産化はしていないが、すでに一部の醫(yī)療現(xiàn)場(chǎng)で使用されている」と紹介。公立の大病院では、高齢者が「起きる」「寢る」と言うとその通りに動(dòng)く「スマートベッド」があり、自動(dòng)で室內(nèi)溫度や高齢者の體溫を測(cè)り、エアコンを作動(dòng)して風(fēng)邪などをひかないようにするという。

ほかにも、食事を食べさせてくれる「食事支援ロボット」もあると記事は紹介。高齢者の食べる速度を観察して自動(dòng)で食事を口に持っていく速さを調(diào)整することができ、食事の時(shí)にこのロボットに対して口を開(kāi)けるだけでよく、お腹一杯になったら首を橫に振ればよいという。

記事は「日本は高齢化社會(huì)に入ってから労働力不足が深刻になっており、人による介護(hù)コストが高くなっている。労働力を解放し、介護(hù)コストを抑え、高齢者の生活の質(zhì)を上げるため、日本政府はハイテク介護(hù)産業(yè)の発展を奨勵(lì)しており、これは將來(lái)的に成長(zhǎng)の見(jiàn)込める産業(yè)となっている」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）