2018年12月9日、參考消息は、中國(guó)の大都市で土地不足により墓地の価格が高騰しており、「生態(tài)葬」が腳光を浴びつつあるとするドイツメディアの報(bào)道を伝えた。

記事は、獨(dú)國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの3日付報(bào)道を紹介。北京市にある八寶山人民公墓が用地不足によりすでに2012年以降新たな墓地の販売を?qū)g施していないとした。そして、北京の葬儀會(huì)社関係者が「八寶山ではもうお墓は買(mǎi)えない。北京には43の公共墓地があるが、2年たたないうちに空きがなくなるだろう」と語(yǔ)ったことを伝え、車(chē)で2～3時(shí)間行った河北省の墓地を探さなければならなくなると紹介した。

また、北京だけでなく、上海、深セン、香港といった多くの沿海都市で同様の狀況が発生しているとし、「北京や上海では、1平方メートル當(dāng)たりの価格が不動(dòng)産よりも高い」という関係者の話や、「高価過(guò)ぎて庶民には手が屆かない。今や死んだ人と生きている人の間で土地を奪い合っている狀況だ」という市民の聲を伝えている。

中國(guó)では半世紀(jì)以上前から土葬を火葬に改める取り組みを進(jìn)めているが、伝統(tǒng)的な観念は根深く、いまだに受け入れない市民も少なくないという。記事は、政府が2015年より5年かけて火葬率を100％近くにまで高める計(jì)畫(huà)を立てるとともに、骨を入れる墓地の専有面積を0．5平方メートルまでとする法律案も打ち出したと紹介。同時(shí)に、散骨をする「海葬」など土地を節(jié)約できる「生態(tài)葬」にも著目し、大々的なPRが行われているとした。（翻訳?編集/川尻）