2012年11月29日、中國共産黨の新指導(dǎo)部が打ち出した反腐敗闘爭が各國華字メディアの注目を集めている。十八大の終了から2週間、各國華字紙は中國共産黨による反腐敗闘爭の成果に注目を集めている。中國新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は29日、「新しく赴任した役人は三本のたいまつを掲げる（新任の官僚は赴任直後に成果を出そうとする）」ということわざを引用し、「『たいまつ』は習(xí)近平（シー?ジンピン）?李克強(qiáng)（リー?カーチアン）両氏の講話や各地の事件でその一端を見ることができた」として、「腐敗問題が深刻化すれば、亡黨?亡國を招く」とした習(xí)氏の警告が、深刻な社會の現(xiàn)実を指摘したと報(bào)じた。

臺灣紙?中國時報(bào)は29日、重慶市北碚區(qū)の雷政富（レイ?ジョンフー）書記と愛人の情事がネット上に動畫として流出した事件に関し、人民日報(bào)が26日付で詳細(xì)な論評を行ったことについて、「ウェイボー（中國版ツイッター）が反腐敗の動きを加速させた。共産黨の機(jī)関紙で黨員の性スキャンダルが取り上げられるのは極めて異例」と分析した。

米華字紙?世界日報(bào)は28日、新指導(dǎo)部が腐敗を厳しく取り締まり、優(yōu)秀な人材を選抜すれば、統(tǒng)治力は向上し、今後數(shù)年以內(nèi)に中國は面目を一新させるかもしれない、と期待を示した。

日本新華僑報(bào)は、「中國では各レベルの紀(jì)律検査部門が大量の腐敗官僚を摘発したが、ここ數(shù)年でウェイボーがわずかな手掛かりや偶然によって多數(shù)の官僚を失腳させている」として、「ウェイボーは全國あまねく行き屆く國民による監(jiān)視の象徴だが、少しずつ規(guī)範(fàn)化を進(jìn)める必要もある。しかし、規(guī)範(fàn)化はスキャンダル暴露の一方的な制限であってはならず、デマを流した者への法的追及および世論の軽視、デマの流布に対する無形の圧力でなければならない」と述べた。（翻訳?編集/岡本悠馬）