2018年12月10日、韓國?朝鮮日?qǐng)?bào)は「世界で初めて水素車を商用化した韓國、充電スポットはソウルの2カ所を含み全國で9カ所のみ」と題する記事を掲載した。

記事はまず、商用化された水素車の充電スポットうち、ソウル市內(nèi)にある現(xiàn)代自動(dòng)車水素充電スポットを紹介している。今月3日に訪れたところ、利用していたあるドライバーは「ソウル近郊から約15キロの距離を40分ほどかけて來た」と話したという。充電にかかる時(shí)間はたったの5分。ドライバーは「（充電スポットは）平日のみの営業(yè)で、金曜の夜や月曜の朝に來ると半日がつぶれていしまう」と不満を漏らしたという。

こうした現(xiàn)狀を受け、専門家からは「グローバル競(jìng)爭(zhēng)で優(yōu)位を占めるためには、自動(dòng)車?燃料電池技術(shù)だけでなく、インフラの構(gòu)築が切実」との指摘が出ているという。水素充電スポットが拡大されてこそ、水素車の需要が増え技術(shù)の発展につながるとの説明だ。しかし韓國國內(nèi)の水素充電スポットは、他の競(jìng)爭(zhēng)國に比べて不足している。12月現(xiàn)在で一般車両が利用可能なスポットは全國に9カ所、ソウルでも2カ所しかないという。

水素充電スポット普及の足かせは「費(fèi)用」と「安全性」と、記事では伝えている。一般のガソリンスタンド（5億ウォン＝約5000萬円前後）と比べ、設(shè)置費(fèi)用がおよそ20億ウォン（地価を除く）程度と4倍近く高い。他の競(jìng)爭(zhēng)國は、収益性の問題を政府支援と規(guī)制改革で解決している。日本も政府が設(shè)置費(fèi)用の50％の運(yùn)営補(bǔ)助金を支援している。中國では、充電所の設(shè)置費(fèi)用の60％を政府が支払っているという。一方で韓國は運(yùn)営補(bǔ)助金がなく、設(shè)置費(fèi)用も50％支援にとどまっているという。

また、歐州や日本などでは都心に水素充電スポットが相次いで設(shè)置されている。日本には充電スポットのあるコンビニもある。韓國自動(dòng)車部品研究院のク?ヨンモチーム長(zhǎng)は「科學(xué)的に水素充電スポットは、一般のガソリンスタンドやLPG充電スポットより安全」と説明したという。

これに対し、韓國のネットユーザーからは「電気自動(dòng)車の時(shí)代はあと數(shù)年で終わる。これからは水素車の時(shí)代」「水素車こそが韓國の生き殘る道。大気汚染も減るだろう」との聲が上がり、韓國政府に対し「政府は何してるんだ？400兆ウォン（約40兆円）を超える予算を水素車の政策にもちょっとは使って。ディーゼル車が良くないから追いやろうとしてるけど、それなら（水素車のような）エコ自動(dòng)車の充電スポットも政策で積極的に増やすべき。無駄に北朝鮮のために使わないで」「こういうことこそ積極的にすべき。北朝鮮を援助したり、余計(jì)なインフラを増やしたりしないで」と訴える聲も。

また韓國內(nèi)の自動(dòng)車メーカーに対し「現(xiàn)代（ヒュンダイ）自動(dòng)車は土地に10兆ウォン（約1兆円）投資して、充電スポット設(shè)置には1ウォンたりとも投資しないの？」「國民の稅金で設(shè)置しようと思わずに、現(xiàn)代自動(dòng)車が設(shè)置して」などと指摘する聲も多く集まっている。

中には具體的に「充電スポットの設(shè)置規(guī)制をなくして支援を強(qiáng)化すべき。潛在的な革新が切実」「規(guī)制もなくして、ガソリンスタンドを水素充電スポットに転換しようとする所にはメリットを與えたら？新しく設(shè)置するだけがいいことじゃない」などの提案も寄せられている。（翻訳?編集/松村）