中國経済、短期の懸念と長期の憂慮―英紙

Record China    2018年12月15日(土) 5時(shí)20分

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11日、フィナンシャル?タイムズ(中國語版)は、中國経済が抱える短期的な懸念と長期的な憂慮について経済専門家が分析した記事を掲載した。寫真は中國杭州。

2018年12月11日、英紙フィナンシャル?タイムズ(中國語版)は、中國経済が抱える短期的な懸念と長期的な憂慮について経済専門家が分析した記事を掲載した。

記事は、経済専門家の朱寧(ジュー?ニン)氏の投稿記事を掲載。中國経済の懸念について、短期的には「経済成長速度が緩やかになることと経済成長モデルの転換が難しいこと」があり、長期的には「労働生産性レベルの向上」があるという。

朱氏は、今年勃発した米中貿(mào)易摩擦により、中國と世界経済全體の成長速度にかなりの不確実性をもたらすと指摘。中國が抱える短期的な懸念について、「18年の春季以降、特に民営企業(yè)の融資環(huán)境が悪化しており、本來は優(yōu)秀な企業(yè)でさえ厳しい狀況に陥っている」と紹介した。さらに深刻なこととして、資本市場の大幅な減少や、株式市場が値下がりするにつれ、株式質(zhì)権の融資破たんを招くと分析。「こうなると、民営企業(yè)の融資難問題がさらに深刻になり、営業(yè)環(huán)境や企業(yè)家の熱情、自信に影響を與える」としている。

また、「金融業(yè)界では今年春に出された資産管理の新規(guī)定について、資本市場や金融業(yè)界、さらには経済成長にマイナスの影響を與えるのではないかとの懸念の聲が出ている」と紹介。貿(mào)易戦爭が悪化するにつれ、一時(shí)停止や廃止を求める聲も出ているという。

朱氏は、「短期的に見ると成長の減速と経済成長モデルの転換というリスクがあるが、長期的に見ると中國経済の核心的な問題は労働生産性レベルを向上させる続けなければならないことにある」と分析?!高^去十?dāng)?shù)年にわたる不動(dòng)産とインフラ整備への投資を主として経済成長を引っ張るモデルは、ますます多くの問題に面するようになっている。また、積極的な金融政策によって経済成長を引っ張る力が弱くなってきており、生産過剰問題や投資回収率の減少、社會(huì)融資コストの上昇による債務(wù)問題の悪化、高止まりする住宅価格による富の不均衡やねじれた資源配分による社會(huì)不満の増大など多くのリスクがあり、中國の成長に重大な不確実性をもたらしている」と論じた。

さらに長期的に見ると、かつて大量の安価な労働力が中國の経済成長の大きな助けとなってきたが、「この先は高齢化が進(jìn)み、労働力が減少して社會(huì)の圧力が増大する」と指摘。中國の債務(wù)レベルが急速に上昇していることや、この2、3年で住宅価格が大幅に上昇していることも大きな心配の要素で、「資産価格に調(diào)整が発生すると、マクロ面のレバレッジ率がさらに悪化する恐れがある」としている。

この他、國民の消費(fèi)が落ちてきていることにも言及?!袱长欷细撙工胱≌瑏瘠乳v係している可能性があり、消費(fèi)の減少は、資産がバブルとなっている企業(yè)や債務(wù)の多い企業(yè)が、中國経済の質(zhì)の高い発展にとってリスクとなり得る」と論じた。(翻訳?編集/山中)

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