低欲望社會(huì)の日本、ユニクロ人気、村上春樹(shù)も古著―中國(guó)メディア

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版    2018年12月12日(水) 13時(shí)40分

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消費(fèi)せず、出生率が低く、高齢化し、若者に向上心がない。これは日本の経営コンサルタントで數(shù)々の著作を発表してきた大前研一氏が、「低欲望社會(huì)」の日本の特徴として挙げるものだ。寫(xiě)真は東京。

消費(fèi)せず、出生率が低く、高齢化し、若者に向上心がない。これは日本の経営コンサルタントで數(shù)々の著作を発表してきた大前研一氏が、「低欲望社會(huì)」の日本の特徴として挙げるものだ。今年10月、大前氏の著書(shū)「低欲望社會(huì) 『大志なき時(shí)代』の新?國(guó)富論」の中國(guó)語(yǔ)版が上海訳文出版社から出版された。日本社會(huì)に広がるこうした狀況について、翻訳者の姜建強(qiáng)(ジアン?ジエンチアン)氏に話(huà)を聞いた。第一財(cái)経日?qǐng)?bào)が伝えた。

大前氏によると、日本では若者が物欲を失い、闘志も失ったという。日本に暮らす中國(guó)人の姜氏は、「日本人は闘志を失ったのではなく、経済の高度成長(zhǎng)の後、一種の美しき『衰退』期に入ったというべきだ。低欲望といっても、この『低』は『高』を経験した後の『低』だ。ということで、この『低』は実際には低くない。日本の若者はやはり豊かな暮らしをしているし、家や車(chē)がほしいと思えば、ローンの金利もまだまだ低い。日本人がモノに心を動(dòng)かさなくなったのは、モノが自分にとってそれほど重要だと思えなくなったからだろう。よって日本人は自分たちにとって好ましいミニマムライフを追求するようになった」との見(jiàn)方を示す。

また、頻発する自然災(zāi)害も日本人に影響を與えた。東日本大震災(zāi)により大規(guī)模な津波が発生し、あっという間にすべてを押し流したあの情景を、日本人はその目で見(jiàn)て、心には「無(wú)?!工嗡激い铯黏长盲?。日本人は時(shí)折、モノを所有するのと借りるのとにどんな違いがあるのか。結(jié)局は同じことではないかと考えるようになったかもしれない。こうした考え方は日本で各種レンタル市場(chǎng)が活発な理由の一つでもある。こうした観點(diǎn)から眺めると、日本人の「低欲望」には積極的な意味あいがあり、日本人はある種の「身軽な」文明スタイルを探求しているのだといえる。

人々が商品に対して徐々に淡泊になるのは、実は先進(jìn)國(guó)ならどこでも経験してきたプロセスだ。日本社會(huì)はこうした狀態(tài)が広がる中でどのような特徴をみせるのだろうか。姜氏は、「『低欲望』は確かに先進(jìn)國(guó)に共通する現(xiàn)象で、米國(guó)人も歐州人も同じような狀況を経験している。だが日本は歐米よりもより典型的に、よりはっきりとこうした?jī)A向が現(xiàn)れている。それは日本の文化と関係がある。日本文化の根底には簡(jiǎn)素とわびさびを重んじる意識(shí)が流れており、日本人は欲望を內(nèi)在化し、より深く內(nèi)在化し、最終的に無(wú)欲化してしまう。今の日本ではシェアリング消費(fèi)が流行っており、これは三浦展氏が(著書(shū)「第四の消費(fèi) つながりを生み出す社會(huì)へ」で)いう「第四の消費(fèi)」だ?!傅谒膜蜗M(fèi)」とは何か。それは価格に多くの付加価値を含まない、あるいはまったく付加価値を含まない商品をいう。無(wú)印良品はミニマム主義と無(wú)個(gè)性を提唱するが、こうしたコンセプトの価値は商品価格に計(jì)上されており、実際にはミニでも無(wú)でもない。無(wú)印良品のモノが高いのは、付加価値がついているからだ。それと反対に、ユニクロの商品には付加価値がそれほどないか、まったくなく、価格は安い。ユニクロにもデザインはあるが、その価値は商品として販売されて多くの人が共有するものであり、価格システムに反映されるものではない。よって日本では無(wú)印良品よりユニクロの方がはるかに人気がある。また、日本では中古市場(chǎng)も発達(dá)している。誰(shuí)かが著た服に袖を通すのをいやがる風(fēng)潮はなく、あの村上春樹(shù)でさえ中古市場(chǎng)で服を買(mǎi)うことを楽しんでいる。こうしたスタイルは環(huán)境に優(yōu)しく、価格も安く、非常に実利的だ。

大前氏は著書(shū)の中で経済と人口のデータに基づき、日本人は「大志なき時(shí)代」に突入したと結(jié)論づける。しかし、日本人の別の方面での成功例が、こうした見(jiàn)方に異を唱える。それは2000年以降、日本人のノーベル賞受賞者が18人を數(shù)え、分野が自然科學(xué)に集中していたことだ。これについて姜氏は、「日本でノーベル賞受賞者が輩出する原因はいろいろあるが、最大の原因は背後に持続的で根気強(qiáng)い研究への投資があることだろう。なぜこうした持続的で根気強(qiáng)い研究への投資があるかといえば、それは日本人があまり強(qiáng)い欲望をもたないことと関係がある。あまり強(qiáng)い欲望をもたないのは、日本人が現(xiàn)在の暮らしぶりに満足できているからだ」と分析する。

日本人は安定していられる。それは外の世界から受ける影響が小さいからだ。そして日本人は過(guò)分な欲望ももたない。今の日本はちょうど低欲望の狀態(tài)にあり、日本人は安定していられるし、高すぎる目標(biāo)を追いかけることもせず、掌中にある課題にじっくり取り組んでいられる。また日本人には匠と呼ばれる人が多く、匠の生み出すものが多いことは、あまり過(guò)分の欲望をもたず、高すぎる目標(biāo)を追いかけないという社會(huì)のムードと関係がある。こう考えると、日本人は確かに「カワイイ」人々で、カワイイが必ずしも知能が低いというわけではない。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KS)

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