Record China 2018年12月13日(木) 15時10分
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12日、韓國?朝鮮日報は、韓國航空宇宙産業(yè)が進めてきた韓國製機動ヘリ「スリオン」のフィリピン輸出が「事実上、白紙化された」と報じた。寫真は韓國軍。
2018年12月12日、韓國?朝鮮日報は、韓國航空宇宙産業(yè)(KAI)が進めてきた韓國製機動ヘリ「スリオン」(KUH-1)のフィリピン輸出が「事実上、白紙化された」と報じた。
韓國軍関係者は11日、「機動ヘリ事業(yè)を進めていたフィリピン政府が、機體についてスリオンよりも米國製のブラックホーク(UH-60)を高く評価した」とし、「韓國は企業(yè)協(xié)力や各種の追加支援などを提示し力を盡くしているが、ひっくり返すことは事実上、困難な雰囲気だ」と話したという。
フィリピンのロレンザーナ國防相も最近、公に「ブラックホークの購入が最もよいオプションだとの結(jié)論を下した」「資金不足のためスリオンは10機しか購入できないが、ブラックホークは16機購入できる」などと述べていたという。
記事は「フィリピンへのスリオン輸出は、現(xiàn)政権が力を入れてきた事業(yè)」だと説明、こうした「価格競爭力」が問題だと指摘している。さらに「海兵隊の韓國製上陸機動ヘリ『マリンオン』が墜落事故を起こしたことも影響を及ぼした」とも伝えている。
防衛(wèi)事業(yè)庁関係者は「機體の評価はそのような結(jié)果になったが、また最終決定は出ていない」と話しているという。
KAIは9月にも米空軍の次期高等練習(xí)機(APT)事業(yè)の受注に失敗している。インドネシアと共同開発を進めている韓國製戦闘機(KFX)事業(yè)も、インドネシア側(cè)からの費用提供の遅れで危ぶまれる狀態(tài)だという。産業(yè)研究院(KIET)によると、韓國の防衛(wèi)産業(yè)トップ10社の昨年度売り上げは9兆5000億ウォン(約9563億円)で、2016年より約18%減少。輸出は1兆5000億ウォンで約35%減少しているという。
この記事に、韓國のネットユーザーからは「あきれた無能政権」「何一つ、結(jié)果を出せない大統(tǒng)領(lǐng)だ」「現(xiàn)政権になってから、まともに輸出できたものってある?原発もしくじったし」など、政権批判が多く寄せられている。また「スリオンが基盤のマリンオンが事故を起こした影響で、この機體への信頼度が落ちたせいだよ」「性能、大きさ、積載量の全てで劣るのに、価格はブラックホークより高かったらどうしようもない。韓國も無理して國産化しようとせず、そのお金でブラックホークを買って改良型を造ればよかったんだ」などと指摘する聲も見られた。(翻訳?編集/麻江)
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