Record China 2018年12月14日(金) 8時50分
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11日、韓國メディアは、韓國電力が脫原発政策のため、中國とロシアから電気を輸入する案を推進していると報じた。資料寫真。
2018年12月11日、韓國?朝鮮日報は、韓國電力公社(以下韓國電力)が脫原発政策による電力需給の不安を解消するために、中國とロシアから電気を輸入する案を進めていると報道した。
記事によると、現(xiàn)在、韓國では電力を100%國內(nèi)で需給している。韓國電力が10日、自由韓國黨の鄭有燮(チョン?ユソプ)議員に提出した「東北アジア系統(tǒng)連系(電力網(wǎng)連結(jié))推進のための最適方案導(dǎo)出及び戦略樹立プロジェクト」報告書によると、韓國電力は「脫石炭、脫原発、再生エネルギー拡大などのエネルギー転換政策による電力需給への憂慮を無くせる政策手段確保のためにこの方案を進めていく」との考えを示しているという。
東北アジア電力網(wǎng)連結(jié)事業(yè)は、韓國?北朝鮮?中國?ロシア?日本が電力網(wǎng)を連結(jié)させ、韓國は中國とロシアから電力を輸入、日本には輸出するというものだ。韓國電力の報告書によると、中國?威海-韓國?仁川間370キロメートル?yún)^(qū)間には海底ケーブルをつなぎ、2.4ギガワット規(guī)模の電力網(wǎng)が設(shè)置される。また、ロシア?ウラジオストク-北朝鮮-韓國?京義北部間1000キロメートル?yún)^(qū)間には3ギガワット規(guī)模の電力網(wǎng)を連結(jié)、日本とは韓國?固城-北九州區(qū)間と固城-松江區(qū)間を連結(jié)させる案が検討されているという。
しかしこれに対し、専門家らは「現(xiàn)実性がない」との見解を示しているという。記事はその理由を「政治?外交のリスクが大きいため」とし「韓國は中國の高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)の報復(fù)により、流通、自動車、観光産業(yè)において大打撃を受けており、電力においても同じことが起きないとは言えない。歐州に天然ガスを供給しているロシアは、歐州との葛藤が生じるたびに、ガスを止めると脅迫している」と説明している。韓國電力も報告書で「政治?外交的摩擦と、北朝鮮の領(lǐng)土に設(shè)置された送電網(wǎng)運営権の確保が可能かどうかを考慮しなければならない」と指摘しているという。
ソウル大學のジュ?ハンギュ教授は「中國とロシアから電気を輸入するということは、つまりエネルギー屬國になるという意味だ。數(shù)十年の間原発を利用して作り上げてきたエネルギー自立國が、政府の無責任な脫原発政策で崩れてしまう危機に瀕している」と話したという。
これを受け、韓國のネット上でも「理解できない。原発を維持していれば電気の心配は要らないのに、なんでそうするんだ?」「呆れてしまう。このままでは駄目だ。國民たちが立ち上がるべきじゃないか」「國がものすごく心配になる」「韓國が唯一まともなエネルギーとして所有している電気を、わざわざ他國に依存しなければならない理由は何なんだ?」と批判の聲が多く上がっている。(翻訳?編集/仲野)
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