海南省の毛超峰常務(wù)副長(zhǎng)は14日午後に國(guó)務(wù)院新聞弁公室（中國(guó)中央政府報(bào)道事務(wù)室）で行った記者會(huì)見(jiàn)で、同省が著手した先導(dǎo)性重點(diǎn)プロジェクト12件のひとつとして「世界の著名ブランドの遊園地プロジェクト」を挙げた。2017年に決定した凱蒂貓家園（ハローキティ?パーク）を指すと受け止められている。

海南省三亜市におけるハローキティ?パークと付隨するホテルの建設(shè)プロジェクトが発表されたのは2017年4月だった。香港富徳集団が総額110億元（約1800億円）を投資する。海南省では観光産業(yè)や周辺分野の不動(dòng)産関連産業(yè)は省內(nèi)経済の重要な位置を占めている。省政府高官がハローキティ?パークを「先導(dǎo)性重點(diǎn)プロジェクト」と説明したことは、省としてハローキティ?パーク建設(shè)を模範(fàn)事例とみなし、周辺分野への波及効果にも期待していることを意味する。

香港富徳集団を率いる潘家徳氏の父親は現(xiàn)在の海南省文昌市出身の潘正洲氏。1941年生まれで、1957年に中學(xué)を卒業(yè)した後に香港に渡った。1970年に紡績(jī)工場(chǎng)を設(shè)立して成功し、その後はさまざまな分野に事業(yè)を拡大。中國(guó)大陸出身の事業(yè)家として香港での指導(dǎo)的立場(chǎng)を獲得したという。

潘一族は40年間近くに渡り海南への投資を続けている。潘家徳氏は海南省三亜市で2007年に設(shè)立された三亜高勝発展の董事長(zhǎng)と総経理（會(huì)長(zhǎng)と社長(zhǎng)）を兼任している。

中國(guó)では2014年、浙江省湖洲市安吉県で中國(guó)初のハローキティ?パークが開(kāi)業(yè)した。日本國(guó)外では初のハローキティのテーマパークで、開(kāi)業(yè)式にはサンリオ幹部も出席した。（翻訳?編集/如月隼人）