違法炭鉱での爆発事故、全員の遺體を回収―山西省晉城市

2007年3月23日、山西省晉城市の苗匠炭坑ガス爆発事故の救援指揮本部の発表によると、23日11時(shí)半、救援隊(duì)は坑道內(nèi)で最後の1名の遺體を回収した。これで、事故発生當(dāng)時(shí)に坑道にいた21名の労働者すべての死亡が確認(rèn)されたことになる。

この事故は、18日午後6時(shí)半に発生したもの。事故がおきた苗匠炭坑は安全基準(zhǔn)を無視した違法な生産活動(dòng)を行っていた。また事故発生後、関係部門に事故を報(bào)告しないばかりか、さらには隠蔽しようとさえしていた。そのため、救援活動(dòng)は少なくとも44時(shí)間は遅延することになった。

現(xiàn)地の公安部は事故を隠蔽しようとした容疑で炭坑関係者11名を逮捕している。また晉城市城區(qū)と西上荘弁事所の関係者はすでに解雇されている。現(xiàn)在救援活動(dòng)は終了したが、事故の調(diào)査と今後の改善策の検討が進(jìn)められている。（翻訳?高口康太/編集?佐々木康弘）