2019年5月27日、中國メディアの澎湃新聞は、日本のバドミントン界がどのようにして臺(tái)頭したかについて紹介する記事を掲載した。

記事は、先日のスディルマンカップについて「30年の大會(huì)の歴史で日本が決勝に殘ったのは今回を含めわずか2回。そして、いずれも中國の壁に阻まれ優(yōu)勝を逃している」としたうえで、初の大會(huì)金メダルの原動(dòng)力として期待された桃田賢斗が決勝戦で力盡きたほか、女子でも山口茜が精彩を欠き、多くの課題を露呈したと紹介した。

その一方で、「日本のバドミントン界は現(xiàn)在、十?dāng)?shù)年間の臥薪嘗膽の期間を経て、大きく発展し続けている」と指摘?！?004年のアテネ五輪で慘敗を喫した日本が、韓國人の樸柱奉（パク?ジュボン）氏を監(jiān)督に招聘して改革を斷行、ここから日本の大きな成長が始まった」と伝えている。

記事は、樸監(jiān)督が選手のモチベーションや闘志を高めるために、選手をハイレベルな國際大會(huì)に數(shù)多く參加させたと紹介。また、選手を鼓舞することで選手の意識(shí)を変えることに取り組んだとし、五輪のバドミントンで日本初の金メダルと獲得した藤井瑞希が「監(jiān)督のお前ならできるという言葉で意識(shí)が変わった」と述べたことを紹介した。

さらに、「日本は卓球同様、バドミントンでも海外の指導(dǎo)者を積極的に呼び寄せた」と説明。樸監(jiān)督以外にもインドネシア、韓國、マレーシアといった國籍のコーチがいると紹介。また、チームのバックには強(qiáng)力な研究チームも控えているとした。

そして、樸監(jiān)督を中心とする十?dāng)?shù)年に及ぶ取り組みにより、特に青少年選手の育成に力を入れたことで、日本は徐々に國際的なビッグマッチで好成績を殘すようになり、2014年にトマス杯で初めて優(yōu)勝すると、16年のリオ五輪、18年のユーバー杯、アジア大會(huì)でも金メダルを獲得したと伝えた。

記事は最後に、育成に力を入れた「黃金世代」の若い選手たちが今ちょうど25歳というピークの時(shí)期に差し掛かっていると指摘?！?年後の東京五輪では、中國代表は苦戦を強(qiáng)いられることになるだろう」と展望している。（翻訳?編集/川尻）