2018年12月18日、中國(guó)の著名ウェブサイト?貓撲に、このほど中國(guó)で公開(kāi)された宮崎駿氏のアニメ映畫(huà)「となりのトトロ」が大きな人気を集めていることに関連して、「どうして日本のアニメは中國(guó)でこれほど好かれるのか」とする文章が掲載された。

文章は、1988年に日本で公開(kāi)され、30年越しに中國(guó)での公開(kāi)が実現(xiàn)した「となりのトトロ」が、公開(kāi)から5日ですでに1億元（約16億3000萬(wàn)円）の興行収入を獲得したと紹介。2016年に5億元（約81億5000萬(wàn)円）の興行収入を挙げた「君の名は。」にも觸れつつ、「日本のアニメに対する中國(guó)の受け入れ度は非常に高い。どうして日本アニメは中國(guó)國(guó)內(nèi)でこれほど歓迎されるのか」とした。

その理由としてまず、日本のアニメが持つ大きな魅力を挙げ「日本アニメが世界のアニメ業(yè)界におけるリーダー的地位を確保していることは否定できない。米國(guó)は3Dアニメを盛んに制作しているが、日本の2次元アニメは畫(huà)面が繊細(xì)かつ自然で美しく、3Dよりも親近感を覚えるうえ、ストーリーもより人間的で自然なものが多いことが魅力になっている」と解説している。

また、1980年代から90年代に生まれた世代を大きな味方につけたことにも言及?！?0年代に日本のアニメ作品が中國(guó)に大量に入り込み、テレビでしきりに放送され、この世代に幼少期を過(guò)ごした世代は日本のアニメ作品とともに成長(zhǎng)した」と説明。この背景には、「改革開(kāi)放から間もない時(shí)期で中國(guó)アニメ業(yè)界が優(yōu)れた作品を制作できる狀況ではなかったこともある」とした。

さらに、「中國(guó)での版権保護(hù)意識(shí)の希薄さが、日本アニメの普及をかえって促進(jìn)することになった」と指摘。2006年に當(dāng)局がゴールデンタイムにアニメ番組の放送を禁止したことで、日本アニメがテレビから徐々に姿を消す一方、インターネットの普及に伴ってネット上に海賊版が拡散し、アニメファンは引き続き最新の日本アニメに觸れる機(jī)會(huì)を確保することができたと説明している。（翻訳?編集/川尻）