2012年12月7日、フィナンシャル?タイムズ中國(guó)語(yǔ)版は記事「日韓選挙の違い」を掲載した。

【その他の寫真】

16日に衆(zhòng)院選を控えた日本、19日に大統(tǒng)領(lǐng)選を迎える韓國(guó)。日韓両國(guó)で選挙戦が盛り上がりを見せている。日韓の選挙を比較すると興味深い事実が浮き彫りになる。最終的な勝者とはならないにせよ、第三極がキャスチングボードを握っているというのは日韓が共通するところ。だが韓國(guó)ではより進(jìn)歩的で未來(lái)志向のイメージを持つ安哲秀氏がその役割を擔(dān)っているのに対し、日本では伝統(tǒng)的な政治サークルへの失望から右翼への人気が集まっている。

日本では今、懐舊ムードが高まっている。日本維新の會(huì)にいたっては懐舊の念を19世紀(jì)にまでさかのぼらせているのだ。そうしたムードの中、次期首相に最も近い位置にいる安倍晉三自民黨総裁も、祖父?岸信介首相との違いを明確にする必要は感じていないだろう。韓國(guó)はまさに正反対。樸槿恵候補(bǔ)は父?樸正煕大統(tǒng)領(lǐng)の人権侵害を謝罪している。ある専門家は樸槿恵候補(bǔ)は父の墓に唾をはきかけねばならなかったとの比喩で説明している。

経済問(wèn)題では、いかに富の再分配を?qū)g現(xiàn)するか、労働者を犠牲にした1980年代日本の二の轍をいかにさけるかが韓國(guó)の課題であり、日本はいかに経済成長(zhǎng)を?qū)g現(xiàn)するかが課題となる。

最後に外交政策だが、韓國(guó)ではあまり重視されていないのに比べ、日本では大きな意味を持っている。中國(guó)が尖閣問(wèn)題で強(qiáng)硬な立場(chǎng)に転じたことが、日本を右傾化させているからだ。（翻訳?編集/KT）