「今一番絵になるフィギュアスケート選手は？」の問(wèn)いに「紀(jì)平梨花」と答えたのは、湖南省懐化市在住の石さん（30）だ。

【その他の寫(xiě)真】

石さんは10年以上前からフィギュアスケートの熱狂的なファンで、自身が描いた水彩畫(huà)をSNSで公開(kāi)している。彼女の作品には、羽生結(jié)弦や宮原知子ら、日本人選手がモデルのものも少なくない。中でもひときわ目を引くのが、先日のグランプリ（GP）ファイナル女子シングルで見(jiàn)事な優(yōu)勝を決めた紀(jì)平梨花（16）の絵だ。

「梨花を知ったのは去年のジュニアGPファイナル。その時(shí)は、特に注目はしていませんでした」――。しかし、シニアに転向した今シーズンは、紀(jì)平のプログラムに早くから注目していたという。「私は選手の『作品』に注目しています。今シーズンの梨花のプログラムは、ひと目で好きになりました。彼女の成長(zhǎng)も感じられました」と石さんは語(yǔ)る。

12月、カナダのバンクーバーで行われたGPファイナル。平昌五輪金メダリストのロシアのアリーナ?ザギトワ（16）が本命と言われる中、ショートプログラム（SP）で82．51點(diǎn)の世界最高得點(diǎn)をマーク。フリーでも點(diǎn)差を広げ、優(yōu)勝をものにした。紀(jì)平の優(yōu)勝は「まったく意外ではなかった」という石さんは、その理由を「実力は元々伯仲していました。大會(huì)前のコンディションでは、紀(jì)平の方が良さそうでしたね」と話した。

紀(jì)平の絵はこれまで3回描いたことがあるという石さん?！该瑜激幛毪?、そんなに時(shí)間はかかりません。繰り返し映像を見(jiàn)て、プログラム（演技）全體を象徴しているような動(dòng)作を選んで描きます。一番難しいのは、靜止畫(huà)でどうやって『動(dòng)き』を表現(xiàn)するか。フィギュアスケートには面白いステップがたくさんあって、それをどう表現(xiàn)するか模索中です。梨花のNHK杯の映像はとても良くて、たくさんのインスピレーションを與えてもらいました」と語(yǔ)った。

全日本選手権では、紀(jì)平の他に坂本花織にも注目しているといい、「花織の今シーズンのプログラムは（SP、フリー）どちらも情緒があります。殘念ながら、これまでは完ぺきなパフォーマンスを見(jiàn)せられていませんが、全日本の舞臺(tái)でそれを出してほしいです。彼女のSPの演技で水彩畫(huà)を描きたいですね」と語(yǔ)った。（取材/北田）