2012年12月10日、中國で「トラの尿でリューマチが治る」との伝聞が拡散しており、専門家が「科學(xué)的根拠はない」と注意を呼びかけている。武漢晩報の報道。

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湖北省武漢市の武漢動物園では10頭ほどのアムールトラを飼育している。1985年の開園以來、「トラの尿を摂取すればリューマチが治ると醫(yī)者に言われた」として、これを求める人が後を絶たないという。同園の責(zé)任者によると、トラは一晩で1500ccほどの尿を排泄し、朝の飼育舎掃除の際に注射器を使ってこれを採取することは不可能ではないが、園ではこれを営利目的で販売することを禁止しており、職員が私的にこれに対応する（無償で渡す）以外には公的にはこれに応じていないという。

言い伝えでは、トラの尿をガーゼなどでろ過し、蒸留したものをアルコール度數(shù)の高い白酒（中國の焼酎）とともに長期に引用すると、リューマチに効くと言われる。しかし、湖北省漢方醫(yī)學(xué)院リューマチ科の楊徳才（ヤン?ダーツァイ）主任は、「こうした言われに科學(xué)的根拠はない」とし、「トラの尿はほかの尿と成分的には大差はない。また、細(xì)菌やウィルスが潛んでいれば、逆に別の疾患を引き起こす可能性も否定できない」と注意を呼びかけている。(翻訳?編集/愛玉)