2012年12月9日、臺(tái)灣婦女救援基金會(huì)は、「第11回舊日本軍の従軍慰安婦問題に関するアジア団結(jié)會(huì)議」を開催した。臺(tái)灣籍の元慰安婦?鄭陳桃（ジョン?チェンタオ）さんは、「あの頃のことを思い出すだけで、言葉を失ってしまう」と、當(dāng)時(shí)の悲慘な狀況について、むせび泣きながら語った。鄭さんは、「日本は謝罪も弁償もせず、60年もの間、問題の解決を引き伸ばしてきた。臺(tái)灣人を侮辱するにも限度がある」と訴えた。中國新聞社が伝えた。

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臺(tái)灣「聯(lián)合報(bào)」の報(bào)道によると、臺(tái)灣人元慰安婦8人のうち、鄭さんが最高齢。臺(tái)南女子中學(xué)校に通っていた鄭さんは、ある日、自宅のある屏東県から臺(tái)南県に車で向かう途中、派出所の前を通りかかった。その時(shí)、日本人に強(qiáng)制的に別の車に乗せられて高雄に連行された。その翌日、船でインドに送られ、悲慘極まりない「慰安婦生活」が始まった。

日本が敗戦し、鄭さんは臺(tái)灣に戻った。自宅は跡かたもなく壊され、仕方なく叔父さんを頼って行ったが、叔父さんは彼女の荷物を道に投げ捨てたという。行くあてがなくなった鄭さんは、自分の力で生きて行こうと心に決め、お手伝いさんになり、苦労を重ね、現(xiàn)在に至った。

鄭さんの話は、元慰安婦の一例にすぎない。アジア各地にはまだ多くの元慰安婦がおり、日本政府からの謝罪と賠償を待っている。

會(huì)議の主催側(cè)は、韓國人元慰安婦の金福童さんとフィリピン人元慰安婦のエストラーダさんも會(huì)議に招待した。2人は、當(dāng)時(shí)のことを思い出すうちに、涙をはらはらと流した。金さんは「20年経過しても、問題は解決に向けて一歩も前に進(jìn)んでいない。みんなが一致団結(jié)して、日本政府に罪を認(rèn)めさせなければならない」と訴えた。また、エストラーダさんは「命が盡きる最後の瞬間まで、努力に努力を重ね、正義を貫きたい」と固い決意を語った。

臺(tái)灣の指導(dǎo)者である馬英九（マー?インジウ）氏は「國連は従軍慰安婦問題が非人道的な犯罪行為であると認(rèn)めている。だが、日本は、この史上稀に見る殘虐な犯罪を行った事実について、いまだに認(rèn)めようとはしない。中には、証拠に欠けるとして否定する者までいる。これほど人を落膽させ、憤怒させることはない」と述べた。

馬氏は「歴史上の過ちは許される。しかし、歴史からの教訓(xùn)は決して忘れてはならない。日本は勇気を持って過去と向き合うべきだ。過ちを認(rèn)めることは時(shí)として何よりも大きな力を必要とする」と続けた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/內(nèi)山）