日本と比べて中國の観光地に外國人が少ない理由―中國メディア

Record China    2018年12月24日(月) 23時30分

拡大

中國メディアの環(huán)球時報は21日、中國の旅行大手?攜程(シートリップ)の孫潔CEOによるコラムを掲載した。寫真は中國の旅行會社の広告。

中國メディアの環(huán)球時報は21日、中國の旅行大手?攜程(シートリップ)の孫潔(スン?ジエ)CEOによるコラムを掲載した。

孫氏は冒頭、日本の國土交通省が最近、18年の訪日外國人數(shù)が3000萬人を突破したと発表したことを紹介。「12年には訪日外國人は1000萬人にも満たなかったのが、わずか6年で3000萬人を超えるようになった。一方の中國では、外國人観光客が増えていない」と指摘した。

その上で、「外國人旅行者はその國の旅行業(yè)の総合的な実力と國際競爭レベルを測る重要な指標(biāo)だ」とし、「改革開放からの40年を振り返ると、かつては外貨獲得の重要な方法で、対外的に中國に対するイメージの確立や外國との文化交流の面で大きな作用を果たしてきた。しかし、17年の訪中外國人數(shù)は3000萬人にも屆かず、グローバル化と中國経済の発展からするとまったく釣り合わない」と論じた。

そして「実際のところ、中國は國土が広大で獨(dú)特の歴史文化があり、自然の景色にしても深い文化にしても、旅行大國となるだけの天然の優(yōu)位性を有している。しかし、いくつかの制約があるため外國人旅行客が増えていない」とした。

その一つが、「マーケティング」に問題があることだという。孫氏は「いまだに伝統(tǒng)的なメディアを通した宣伝ばかりで、SNSをはじめとする新メディアに対応していない」と指摘?!赣Q光地の宣伝ばかりに重點(diǎn)が置かれ、衣食住や交通、娯楽、買い物など多様な體験についての宣伝が少ないため、海外の若者を引き寄せる力が弱い」とした。

また、二つ目の問題として「インフラ」の問題を指摘。「國土が大きいため地域間の差が大きく、交通を含めたインフラ整備で改善が必要」とし、「例えば、大きな空港は沿岸部に集中しており、成都西安、桂林などの內(nèi)陸の優(yōu)秀な観光地ではフライト數(shù)も空港の數(shù)も少ない」と指摘した。

さらに、「言語とサービスレベル」にも問題があるとし、「地方都市へ行くと、外國人旅行者はコミュニケーションの面で問題に直面するため、外國人には不便」「これまでの訪中旅行は旅行會社がツアーを組むケースが多く、旅行商品は畫一的で決まったルートになっており、現(xiàn)在の個性を求める旅行者のニーズに応えられていない」などと分析した。

孫氏は、「より多くの外國人旅行者を中國へ呼び込むため、オンライン旅行會社(OTA)が積極的な作用を発揮できる」と主張?!肛N富な情報と旅行商品を提供し、透明な価格と予約の利便性があるほか、多言語でのサービスに対応しており、ツアー客だけでなく個人旅行者のニーズにも応えることができる」と語った。(翻訳?編集/山中)

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!今回はワン?ホーディー特集!その魅力に迫ります。詳しくはこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜