2012年12月11日、中國國家情報センター経済予測部の祝寶良（ジュウ?バオリアン）チーフエコノミストは獨占インタビューに応じた際に、「2013年の中國経済の成長率は約8％に達(dá)し、5つの特徴を見せる」と述べた。人民網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

2013年の経済運行には、有利な條件と不利な要素が存在する。インフラ投資の加速と、企業(yè)の在庫消化のペース鈍化（むしろ在庫増加）が主に経済成長回復(fù)の原動力となる。企業(yè)の持続的な投資による、國內(nèi)の原動力によるけん引とは違い、このような経済成長の回復(fù)は往々にして安定的かつ短期的なもので、経済成長率は約8％となるだろう。インフレは安定化し、失業(yè)率も安定化する。

祝氏は2013年の経済発展が次のような特徴を示すと指摘した。

（一）固定資産投資の増加の安定的な減速。2011年5月に不動産購入制限令?住宅ローン制限令が実施されると、中國の住宅新規(guī)著工面積が大幅減し、土地賃貸面積も減少した。これは不動産投資が減少を続けることを示している。一部の企業(yè)は省エネ?排出削減および人件費削減のため、設(shè)備の交換と生産の自動化を継続する。他にも、一部の企業(yè)は中西部地區(qū)に生産能力を移転する。しかし製造業(yè)の過剰生産能力、企業(yè)の利益減により、企業(yè)の投資能力および投資意欲が低下する。これにより製造業(yè)の投資が安定的に減速する。

（二）企業(yè)の在庫消化段階の終了。大幅な値引きによる在庫消化に伴い、企業(yè)は高額で購入した原材料を徐々に消化した。これに世界の原油、鉄鉱石、農(nóng)産物などの価格が上昇していることを受け、中國の工業(yè)生産者出荷価格は前月比で安定化し、企業(yè)の在庫消化ペースが減速する。

（三）消費成長の安定化。今年の國民所得の増加率はGDP成長率を上回るため、來年の消費の基礎(chǔ)が固められた。

（四）世界経済環(huán)境の変化、中國経済の発展全體に大きな影響なし。輸出額は前年と同水準(zhǔn)を維持し、輸入額は前年をやや上回り、通年の貿(mào)易黒字が約2000億ドル（約16兆円）に達(dá)するとみられる。世界経済がやや回復(fù)し、中國の輸出額?対外投資額の増加を促す。しかし各國が限りある世界市場で激しいシェア爭いを展開し、貿(mào)易保護(hù)主義が臺頭しており、中國の輸出が制約されるだろう。

（五）物価の安定化。米國などで深刻な干ばつが発生していることを受け、世界市場の農(nóng)産物の価格が高位で推移している。中國の輸入依存度が高い大豆?とうもろこしの先物価格が過去最高を記録した。大豆は食用油と密接に関連しており、とうもろこしは主な飼料であるため、中國の農(nóng)産物?豚肉価格は今後一定期間にわたり上昇するだろう。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YF?編集/TF）