2019年2月14日、韓國(guó)メディア?韓國(guó)日?qǐng)?bào)は、いわゆる「樸恒緒（パク?ハンソ）マジック」によりベトナム國(guó)民の韓國(guó)に対する認(rèn)識(shí)は大きく改善したものの、ベトナム戦爭(zhēng)など不幸な歴史に根差す感情のわだかまりはいまだ殘っていると伝えた。

韓國(guó)の樸恒緒監(jiān)督は昨年、東南アジア選手権（スズキ杯）でベトナム代表を10年ぶりの優(yōu)勝に導(dǎo)いた。AFCアジアカップ2019UAEでもベスト8に入る活躍を見(jiàn)せ、ベトナムでは「樸恒緒ブーム」が起きていた。

これを受け韓國(guó)日?qǐng)?bào)とコリアタイムスは、ベトナムの韓國(guó)に対する意識(shí)の変化を分析するため、ベトナム國(guó)民1000人を?qū)澫螭苏{(diào)査を行った。その結(jié)果、ベトナム國(guó)民の98．5％が樸監(jiān)督を知っており、73．8％が「樸監(jiān)督のおかげで韓國(guó)の印象が良くなった」と回答したという。韓國(guó)日?qǐng)?bào)は「2017年12月の第1次調(diào)査で『韓國(guó)文化に共感する』と回答したのが61％だったことを考慮すると、樸恒緒マジックは韓國(guó)に対する認(rèn)識(shí)の改善に大きな効果をもたらした」と説明している。また、「韓國(guó)人とは友達(dá)になれない」と考える割合も18．4％から13．6％に減少。韓國(guó)人との國(guó)際結(jié)婚に反対する割合も21．3％から7．2％に減少したという。

ベトナム國(guó)立大學(xué)ハノイ校のジャーナリズムコミュニケーション學(xué)科教授は「ベトナム人の韓國(guó)に対する認(rèn)識(shí)は樸監(jiān)督の登場(chǎng)前と後で変化した」とし、「音楽やドラマ、映畫(huà)、グルメ中心のベトナムの韓流がスポーツにまで広がった」と分析したという。

一方で、韓國(guó)軍のベトナム戦爭(zhēng)參戦による不幸な歴史と韓國(guó)?ベトナム間の非対稱(chēng)的な経済関係に基づく否定的な認(rèn)識(shí)には「変化が見(jiàn)られなかった」という。中でも、「韓國(guó)軍のベトナム戦參戦の事実が韓國(guó)に対する否定的な認(rèn)識(shí)に影響を與えているか」との質(zhì)問(wèn)に対して「はい」と答えた割合は50代以上（150人）で32％を占め、第1次調(diào)査（20．6％）より大幅に増加したという。これについてユ?テヒョン元駐ベトナム大使は「樸監(jiān)督の一時(shí)的かつ大衆(zhòng)的な人気では、彼らの脳裏に深く刻まれた傷を癒すのは難しい」と指摘したという。

これに、韓國(guó)のネットユーザーからは「當(dāng)然では？韓國(guó)が日本を好きになれないのと一緒」「韓國(guó)も被害者だから理解できる」「樸監(jiān)督とベトナム戦爭(zhēng)は全く別物。樸監(jiān)督の活躍で過(guò)去を消そうだなんて、多くを望み過(guò)ぎ」など、理解を示す聲が數(shù)多く寄せられている。

また「解決法は心からの謝罪のみだ」「韓國(guó)が許しを請(qǐng)うべき」「文大統(tǒng)領(lǐng)が現(xiàn)地に行って謝罪しないと」「韓國(guó)が公式に謝罪しなければならない。日本のようにならず、韓國(guó)によって被害を受けた人たちに補(bǔ)償し、慰霊碑も建てよう。わだかまりが消える日まで謝罪し続けるんだ。そうしなければ、世界の前で日本の態(tài)度を批判できない」など、ベトナムに対する韓國(guó)政府の謝罪や補(bǔ)償を求める聲も多い。

一方、これに対し「韓國(guó)は歴史を歪曲（わいきょく）していない。十分反省した」「ベトナムは過(guò)去を忘れたがっているのに、文大統(tǒng)領(lǐng)が無(wú)理に蒸し返そうとして反感を買(mǎi)っているといううわさもあるよ」「ベトナム経済を発展させたのは韓國(guó)企業(yè)ということを忘れないで」「韓國(guó)は參戦させられたんだ。むしろ被害者。謝罪する必要はない」と反論する聲も見(jiàn)られた。（翻訳?編集/堂本）