2018年12月26日、米華字メディア?多維新聞は、香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポストの記事を引用し、2019年の中國の経済成長の伸び悩みや政府の緊縮財(cái)政政策、米中貿(mào)易戦爭の不利な影響を懸念し、海外の株式市場で上場する中國企業(yè)が増えていることを伝えた。

記事によると、上海の投資コンサルティング會社?開元資本（Kaiyuan Capital）のブロック?シルバーズ（Brock Silvers）社長は、「2019年に中國経済が下降線をたどり続けるリスクに向き合うため、企業(yè)が海外上場を推し進(jìn)めるのは、理にかなった賭けである」と述べたという。

さらに記事は、會計(jì)事務(wù)所の世界最大手、デロイト?トウシュ?トーマツが中國と香港の企業(yè)のCFO（最高財(cái)務(wù)責(zé)任者）や経理部門の責(zé)任者を?qū)澫螭诵肖盲空{(diào)査結(jié)果を紹介。82％が中國経済の將來を楽観していないと回答したという。この數(shù)値は、今年4月から6月までの第1四半期の調(diào)査結(jié)果と比較して、52％も上昇しているという。さらに今年に入って、米ドルに対し、5．7％値下がりしている人民元の為替レートについても、74％が來年も米ドルに対し人民元が値下がりすると回答したという。中國経済の將來を楽観していると回答したのは2％で、16％は何の変化もないと答えたという。過半數(shù)を超える約56％のCFOは、貿(mào)易関稅の打撃を受けていると答え、目標(biāo)収益を達(dá)成できると予想したのは38％だったという。

そして記事は、2018年の中國、香港、米國各市場での上場企業(yè)數(shù)、調(diào)達(dá)資金額の分析を説明。香港で上場した企業(yè)は208社で、2866億香港ドル（約4兆460億円）を調(diào)達(dá)し、前年と比べて123％上昇したという。上海と深センを含む中國市場で上場した企業(yè)は106社で、1402億人民元（約2兆2445億円）を調(diào)達(dá)したが、前年と比べて39％下がったという。米國市場に上場した中國企業(yè)は37社で、92億ドル（1兆170億円）を調(diào)達(dá)し、去年の36億ドル（約3980億円）から大幅に増加し、米中貿(mào)易戦爭の中にあっても、中國企業(yè)の米國上場は止まらなかったという。

最後に記事は、デロイト?トウシュ?トーマツ社が今月発表した報(bào)告書の內(nèi)容を説明。外國での中國企業(yè)の新規(guī)株式公開數(shù)は2018年に増加しており、特に米國と香港の株式市場で増加が明らかだという。中國の科學(xué)技術(shù)企業(yè)が海外進(jìn)出の動きを加速しているためで、この傾向は來年も持続するという。（翻訳?編集/原）