米アップルの“非友好的”対応に韓國消費者が怒り

Record China    2018年12月29日(土) 8時20分

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26日、韓國メディアは、韓國でのiPhoneの割引キャンペーンが日米中などよりも1カ月遅れて開始され、販売価格が米國や日本よりも高いことを報じた。寫真はアップル。

2018年12月26日、韓國?中央日報によると、舊型iPhoneを持ってくると最新のiPhone XS?iPhone XRを最大30萬ウォン(約3萬円)割引で販売するというアップルコリアに対し、韓國の消費者が怒りを感じている。米國?中國?日本などiPhoneの1次発売國では11月末から実施されていた割引キャンペーンを、韓國では1カ月遅れで始めた上、アップルストアでの保証価格も利用者の期待に添えていないことが原因だという。

記事によると、ソウル市內(nèi)の中古品店ではiPhone7+(128GB)が38萬ウォン(約3萬8000円)前後で買取され、傷があまり無い商品(特級)の場合、45萬ウォン(約4萬5000円)近くまで買取価格が上がるという。また、iPhone7(128GB)をアップルストアのApple Giveback保証価格を利用して販売すると17萬4000ウォン(約1萬7000円)だが、中古品店で買い取ってもらうと28萬9000ウォン(約2萬8000円)で、中古品店で売った方が高い値がつく。

米國や日本とのiPhone XRの実質(zhì)負(fù)擔(dān)額の差も大きいという。64GB基準(zhǔn)だと、米國ではiPhone7+と交換した場合50萬5000ウォン(約5萬円)だが、韓國では69萬ウォン(約6萬8000円)だ。また日本のNTTドコモは24カ月契約で26萬3000ウォン(約2萬6000円)まで下げた。一方、韓國ではまだ日本のような販売方法は行われていないという。

ある攜帯電話會社の関係者は、「アップルの立場からすると、韓國は競爭會社であるサムスン電子のホームグラウンドだ。韓國のスマートフォン利用者全體の15%程にあたる固定のアップル製品愛用者から収益を得ているだけなので、1次発売國から除外するなど非友好的な政策を続けている」と話したという。

これを受け、韓國のネット上では「(iPhoneは)氷點下だとバッテリーがなくなるし、アフターサービスもちゃんとしてくれない」「韓國の景気も良くないし、韓國人は韓國製品を買うべきじゃない?世界的な品質(zhì)の國産製品もあるのに、わざわざ高いアップルの製品を使うなんて」などアップルに対し批判的なコメントもある反面、「アップルは韓國の國民性をよく分かってマーケティングしている」「韓國では高ければよく売れる。そういう國民性。アップルはそれを利用して商売しているんでしょ。消費者が合理的だったら合理的な価格で売るはず」とこの価格差をマーケティング手法だと捉えるユーザーもいる。

また、「これが何の差別なの?當(dāng)然國によって価格設(shè)定が違うものでしょ」「自分が重要視する機(jī)能が良い製品を使えばいいじゃない。AndroidでもiOSでも、良い點も悪い點もあるし、価格が高くても買うのは個人の選択なんだからどうでもよくない?」と中立の立場をとるコメントもいくつか見受けられた。(翻訳?編集/仲野)

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