2012年12月16日、日本の「右傾化」が進(jìn)行しているとの認(rèn)識(shí)が一般的な中國(guó)では、タカ派の筆頭と目される安倍內(nèi)閣の発足に警戒感を広がる一方、日中関係の修復(fù)に期待も寄せられている。新華社國(guó)際部の江亜平（ジアン?ヤーピン）記者と、日本企業(yè)研究院の陳言（チェン?イエン）院長(zhǎng)がコメントを寄せた。銭江晩報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

1．自民黨の極右的な公約と日本維新の會(huì)を代表とする第三極が足場(chǎng)を固めつつあるが、日本の右傾化をどう見(jiàn)るか。

陳言：経済的に低迷する日本では、新たなスローガン、新たな國(guó)策が求められているが、過(guò)去20年間で自民黨も民主黨も目立った成果を出せず、スローガンを唱えるにとどまった。

石原氏による釣魚(yú)島（尖閣諸島）購(gòu)入計(jì)畫(huà)が支持を集め、民主黨は9月11日に國(guó)有化に踏み切った。安倍氏は釣魚(yú)島への人員配置や平和憲法の改正により、軍事予算を拡充し、自衛(wèi)隊(duì)を國(guó)防軍に格上げしようと考えている。

また、石原氏の合流で維新の會(huì)の支持が拡大しているが、維新の會(huì)の執(zhí)政能力は民主黨よりも劣り、大きな成果を生み出せないだろうから、支持は失われていくだろう。

2．日本の右傾化に対し、米國(guó)はどのような態(tài)度を取るか。

江亜平：米國(guó)の態(tài)度には二面性がある。日本に対し、中國(guó)に強(qiáng)硬な姿勢(shì)を取ることを期待し、釣魚(yú)島問(wèn)題で漁夫の利を得ようとしている。一方で右翼勢(shì)力の動(dòng)きを注視し、軍國(guó)主義の復(fù)活に警戒感を見(jiàn)せている。米國(guó)は日本の軍國(guó)主義の臺(tái)頭を抑えつつ、中國(guó)への挑発をあおっている。これはパンドラの箱を開(kāi)けるようなもので、自國(guó)の利益を損なうものだ。

陳言：日本の言論は近年非常に好戦的だが、現(xiàn)在は平和憲法を持つ國(guó)であり、言いたい放題をしているだけだと理解している。日本には下品な政治家が多數(shù)存在する。経済的成果が得られない中、政治は保守化が続いているが、米國(guó)はこの動(dòng)きを歓迎している。憲法が改正されれば、日本は米國(guó)の戦爭(zhēng)の手伝いができるからだ。これまで日本は、金は出すが人は出さないという姿勢(shì)だったが、人も出すということになれば米國(guó)は喜ぶ。また、現(xiàn)在の世界経済をけん引しているのは東アジアだが、その動(dòng)きが鈍れば、米國(guó)の成長(zhǎng)が顕著になる。これが米國(guó)の利益であり、米國(guó)はそれを見(jiàn)たがっている。

3．安倍総理誕生で中日関係はどう展開(kāi)するか。

江亜平：安倍氏はその二面性を見(jiàn)る必要がある。強(qiáng)硬な右派であり、日本の戦爭(zhēng)における罪を否定し、10月には靖國(guó)にも參拝した。だが、一方で硬直した中日関係を打ち破る可能性もある。安倍政権については、観察し、機(jī)會(huì)を與えつつ、警戒を続けることが必要。プラスの動(dòng)きについては歓迎するが、右傾化した発言や行動(dòng)には、速やかに反駁、反撃を行うべき。

陳言：首相経験者であり、中日の関係をどうやって修復(fù)させるかを知っている人物。選挙中は過(guò)激な発言もしたが、首相就任後に何をするべきかは、誰(shuí)よりも安倍氏自身がよく理解しているだろう。（翻訳?編集/岡本悠馬）