「嫦娥2號」、深宇宙の小惑星探査に成功―中國

Record China    2012年12月17日(月) 11時27分

拡大

13日、中國の月探査衛(wèi)星「嫦娥2號」は、地球から約700萬kmの深宇宙に到達。國際番號4179の小惑星「トータティス」に相対速度?秒速10.73kmでフライバイ(接近通過)し光學(xué)観測に成功した。資料寫真。

(1 / 2 枚)

2012年12月13日、中國の月探査衛(wèi)星「嫦娥2號」は、地球から約700萬kmの深宇宙に到達。國際番號4179の小惑星「トータティス」に相対速度?秒速10.73kmでフライバイ(接近通過)し光學(xué)観測に成功した。トータティスの近傍観測は世界でも初めて。國家國防科學(xué)技術(shù)工業(yè)局が15日に発表した。人民日報が伝えた。

その他の寫真

北京宇宙飛行制御センターのシミュレーション映像によると、13日午後4時30分09秒(日本時間午後5時30分09秒)、「嫦娥2號」とトータティスの最接近距離はわずか3.2キロ。フライバイした際、監(jiān)視カメラでトータティスを光學(xué)撮影した?!告隙?號」は、太陽と地球の引力が釣り合う「太陽―地球ラグランジュ點(L2點)」を離れて195日後に、2度目の拡大実験を成功させ、有終の美を飾った形だ。

「嫦娥2號」は2010年10月の打ち上げ以降、地球から38萬km離れた月から、150萬km離れた「L2點」、さらには700萬km離れたトータティスへと、中國の飛行記録を更新し続けた。月探査プロジェクトの呉偉仁(ウー?ウェイレン)総設(shè)計師は、「嫦娥2號」が達成した成果を以下の4點にまとめた。1)2度目の拡大実験により、米國、歐州宇宙機関(ESA)、日本に続き小惑星の観測に成功した。2)衛(wèi)星の小惑星探査の軌道設(shè)計と飛行制御技術(shù)について、技術(shù)的難題を解決し、38萬kmから700萬km以上へと飛行距離の飛躍を?qū)g現(xiàn)した。3)初めて天體望遠(yuǎn)鏡を総合的に利用したトータティス周回軌道の正確な測定を?qū)g現(xiàn)し、國際天文學(xué)連合(IAU)の観測データをさらに検証?充実化した。4)1回の打ち上げで月、L2點、小惑星といった複數(shù)任務(wù)を?qū)g施するプロジェクト形態(tài)の先駆けとなったなど。

月面著陸の任務(wù)を擔(dān)う「嫦娥3號」は、実機(フライトモデル)の開発が順調(diào)に進められており、來年下半期にも打ち上げられる見通し?!告隙?號」の任務(wù)は、技術(shù)がより新しく難易度も高い。中國の宇宙機が初めて地球外の天體に軟著陸する。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YT?編集/內(nèi)山)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜