2012年12月14日、コラムニストの邱林（チウ?リン）氏は「メイド?イン?チャイナが勢(shì)いを失った根源はどこにある？」と題した記事をブログに掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

中國(guó)の製造業(yè)は今、投資経営環(huán)境の悪化と極度の生産過(guò)剰という二重苦にある。製造業(yè)バブルはあまりにも早いスピードで膨らんだため、中國(guó)経済の「泣き所」に。中國(guó)の輸出主導(dǎo)型経済と外資導(dǎo)入戦略は長(zhǎng)期にわたって密接な関係にあり、中國(guó)の安価な生産力を利用した外資によってグローバル化した中國(guó)は「欲しい物すべての生産者」である「世界の工場(chǎng)」となった。

金融危機(jī)が発生して數(shù)年経ち、先進(jìn)國(guó)の製造業(yè)が徐々に回復(fù)し、新興國(guó)の製造業(yè)が力をつけると、中國(guó)の製造業(yè)はその優(yōu)位な立場(chǎng)を失ってしまった。中國(guó)が米國(guó)を抜き世界最大の製造業(yè)者となってわずか2年で、今度は「脫工業(yè)化」が今後の課題に。しかし、中國(guó)は今の狀況を変えることができない。2015年には米國(guó)で販売される商品のうち、「國(guó)産商品がメイド?イン?チャイナを上回る」との米シンクタンクの予想もある。

こうなった原因はどこにあるのか？1つは中國(guó)の生産コスト高にある。多くの外資が中國(guó)に工場(chǎng)を開いた理由はその安価な労働力にあった?，F(xiàn)在、中國(guó)の紡織工場(chǎng)従業(yè)員の平均月給は188ユーロ（約2萬(wàn)1000円）から300ユーロ（約3萬(wàn)3000円）で、バングラデシュの80ユーロ（約8800円）、ベトナムの120ユーロ（約1萬(wàn)3000円）の2倍から3倍以上の高さだ。

2つ目には、全世界に通用するブランドがないことだ。20數(shù)年の間、中國(guó)は技術(shù)開発を怠り、世界的ブランドの生産基地を多數(shù)抱えながら、ただの生産者の地位に甘んじてきた。豊富な人材と資源があるにもかかわらず、獨(dú)自ブランドを持たない中國(guó)は10數(shù)年來(lái)「世界の安価な工場(chǎng)帝國(guó)」でしかなかった。

3つ目は人民元の上昇だ。人民元が上昇すればメイド?イン?チャイナの商品価格は上昇し、中國(guó)の輸出は減少する。さらに外國(guó)からの投資も減少し、資本の流出が起こる。

中國(guó)の製造業(yè)は競(jìng)爭(zhēng)力を失い、空洞化する一方だ。一部の企業(yè)は労働コストの安い東南アジアで商品の加工を行い、現(xiàn)地市場(chǎng)や歐米などの第3國(guó)の市場(chǎng)に輸出。さらには中國(guó)本土へ輸出を始めている。

衰退する中國(guó)の製造業(yè)に必要なのは変革だ。企業(yè)の変革やし烈な競(jìng)爭(zhēng)には痛みが伴い、大きな代価を支払う。ここ2年間の中小企業(yè)の倒産率がそれを証明している。しかし変革は中國(guó)企業(yè)のレベル向上を、競(jìng)爭(zhēng)は中國(guó)企業(yè)の成熟をもたらすのだ。（翻訳?編集/本郷）