2012年12月16日、中國広播網(wǎng)は、化粧品や洗剤など一般消費(fèi)財の生産?販売で世界最大の企業(yè)であるプロクター?アンド?ギャンブル（P＆G）で、人員削減や人材の流出が続いていると報じた。

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P＆Gが中國で設(shè)立した合弁會社?寶潔中國は、中國の化粧品分野ではOLAYやSKII、洗剤?歯磨きなどの分野ではTideやCrest、その他にもパンパースやジレットなどのブランドを手がける、一般消費(fèi)財の販売?生産で中國最大の企業(yè)である。その寶潔中國でも現(xiàn)在、人材削減や研究部門からの大量の人材流出が続いているという。

寶潔中國を離職した社員は「會社は製品?ブランドの開発や研究に精力を傾けず、いかに安く調(diào)合するかの研究に力を注いでいる。これでは研究者は魅力が感じられない」と話す。

中國の化粧品業(yè)界で約30年の勤務(wù)歴を持つ曲叡晶（チュー?ルイジン）氏は「研究者が他の業(yè)界へ移っていくのは日用化學(xué)品業(yè)界に共通した問題になっている。その根本の原因は、業(yè)界がすでに技術(shù)的に成熟しており、新発明などの余地が少ないためだ」と分析する。

技術(shù)が參入障害でなくなったことによって、中國の化粧品業(yè)界には現(xiàn)在3000社以上のメーカーと7400を超えるブランドが存在している。本來は高い利益率を確保していた中國の化粧品業(yè)界は、國內(nèi)メーカーの急増だけでなく、ロレアルや資生堂など強(qiáng)力な海外ブランドの影響も受け、利益率が低下。寶潔中國の利益率もこの10年間で大きく落ちている。

また、P＆G全體でも化粧品分野の落ち込みが激しく、利益を圧迫。同社は世界で非製造要員5700人を削減するとともに、TVコマーシャルなども減らし、コストを抑える方針を発表した。

こうした狀況に、コンサルティング企業(yè)?上海艾肯品牌策劃有限公司の王社長は「P＆Gは経営戦略の問題に突き當(dāng)たっている」と指摘。P＆Gの戦略は、あるエリア內(nèi)のニーズをすべて吸収し、全面的な産業(yè)チェーンを形成する戦略だと分析した。

一方、P＆Gのライバル企業(yè)で、世界3位の一般消費(fèi)財メーカー?ユニリーバは、できるだけ異なる分野で新たな空間を探す戦略を採用し、高い成長率を保っている。食品分野のハーゲンダッツやリプトンなどのブランドがその好例だという。

王社長は「発展のトレンドを低コストで維持?拡張することは難しくなった。P＆Gは製品を細(xì)分化した分野で新たな商品を開発し、利益率が比較的高い少數(shù)派向けの製品、例えば薬用化粧品などに目を向けるべきだろう」と語っている。（翻訳?編集/HA）