新華網(wǎng)は2018年12月29日、韓國の駆逐艦が日本の哨戒機にレーダーを照射した問題で、防衛(wèi)省が一方的に動畫を配信したことで日韓両國の対立がさらに深まる可能性があると報じた。

記事は、28日に防衛(wèi)省が13分間に及ぶ動畫を公開し、哨戒機が少なくとも2回はロックオンされたことを示したと紹介。動畫では哨戒機の乗組員が「あなたたちの火器管制レーダーがこちらを照射したのを確認(rèn)した。その意図は何か」と英語で3回にわたり韓國側(cè)に連絡(luò)を取ろうとする様子が映っているとした。

これに対して、韓國の國防部関係者が先日「無線通信の信號が弱く雑音だらけだった。日本側(cè)が同じ水域にいた別の護衛(wèi)船と連絡(luò)を試みていると思った」と発言したことを紹介している。

そのうえで、韓國國防部の崔賢洙（チェ?ヒョンス）報道官が28日に「両國が誤解を解消すべく実務(wù)レベルのビデオ會議を開催した翌日に動畫を発表したことに、深い憂慮と遺憾の意を抱いた」と日本の行動を非難し、韓國の駆逐艦が當(dāng)時救助任務(wù)を遂行中で、日本の哨戒機にロックオンしていないとの主張を繰り返したことを伝えた。

韓國?聯(lián)合ニュースは28日「動畫に映っている日本の乗組員の話し聲は『比較的平靜』であり、『緊迫感』はなかった。また、韓國軍艦に対して日本側(cè)の言う『危険行為』を停止する要求をしなかった」と報じている。

記事は、崔報道官が「日韓両國による未來志向の協(xié)力関係を発展させるというわれわれの立場に変わりはない」と述べたと紹介する一方で、「日本が一方的に動畫を公開したことは、日韓雙方の多くの人に両國関係がさらに悪化して短期間のうちには回復(fù)できないとの憂慮を抱かせた」と評した。（翻訳?編集/川尻）