Record China 2018年12月30日(日) 8時40分
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北京交通大學(xué)で26日に発生して大學(xué)院生3人が死亡した爆発事故で、実験室內(nèi)に粉末狀マグネシウムなど危険物が大量に放置されていたことが分かった(2枚目の寫真)。
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北京交通大學(xué)で26日に発生して大學(xué)院生3人が死亡した爆発事故で、実験室內(nèi)に粉末狀マグネシウムなど危険物が大量に放置されていたことが分かった。爆発前日の25日には、周辺住民から強い異臭がすると、當局に通報があったという。中國メディアの捜狐やラジオフランスの中國語サイトのrfi世界之窓などが29日までに報じた。
【その他の寫真】
爆発事故で死亡した學(xué)生の遺族によると、SNSの履歴に、実験室に大量の危険物が置かれていることを知人に伝えたやりとりが殘されていた。寫真には、直徑50センチメートル程度、高さ80センチメートル程度の円筒形の容器が大量に寫っており、粉末狀マグネシウムで、(容器は)全部で30個あるなどの説明が添えられていた。
粉末狀のマグネシウムは空気中に飛散すると、何らかの火や電気火花により引火して粉塵(ふんじん)爆発を起こす危険がある。また、マグネシウムが熱水と反応した場合に出てくる水素ガスも、爆発の原因になりうる。死亡した學(xué)生は、実験室內(nèi)で粉末狀のマグネシウムを大きな袋から円筒狀の容器に入れ替える作業(yè)も撮影しており「體中がマグネシウムの粉だ」などと説明していた。
実験室には、リン酸、リン酸ナトリウム、觸媒など、その他にも多くの化學(xué)物質(zhì)が放置されていたという。爆発発生時に學(xué)生らは、汚水処理に関連する実験をしていたという。
遺族によると、學(xué)生は25日に、環(huán)境保護部門に問題を通報していたという。北京市非常緊急サービスセンターによると、25日に周辺住民と稱する人物から、北京交通大學(xué)の実験室で1年に渡って異臭が漂うとの通報があった。非常緊急サービスセンターによると、大學(xué)所在地である海淀區(qū)の環(huán)境保護局に同通報を転送した。
中國の大學(xué)実験室では爆発や火災(zāi)などがしばしば発生している。最近では11月11日に江蘇省の南京中醫(yī)薬大學(xué)の実験室で爆発が発生し、學(xué)生や教師多數(shù)が負傷した。2015年までさかのぼると、同年4月5日の江蘇省徐州市にある中國鉱業(yè)大學(xué)の実験室爆発(1人死亡)、同年12月18日の清華大學(xué)実験室での爆発(1人死亡)、16年1月11日の北京化工業(yè)大學(xué)での火災(zāi)(死傷者なし。ただし同大學(xué)は2003年に実験室での爆発事故を起こしており3人負傷)などが報じられている。
また、2018年8月に中國人民大學(xué)で発生した寮の火災(zāi)、同年12月16日に北京航空航天大學(xué)で発生した食堂火災(zāi)など、実験室以外でも火災(zāi)などが多発している。北京航空航天大學(xué)の火災(zāi)では、出火に伴い停電して照明が切れ、職員が避難を呼びかけても食事を続ける學(xué)生が多かったことでも注目された。(翻訳?編集/如月隼人)
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