四川省成都市に本部を置く電子科技大學(xué)は29日、大學(xué)院入學(xué)試験に出題した問題が出題要綱を逸脫していたとして、出題者を解任するなどの処分を行ったと発表した。その他の関係者も処罰の対象になった。同問題は受験生數(shù)百人が一人も正解できなかったという。18年12月30日付で澎湃新聞などが伝えた。

科目は固體物理で、電子回路についての問題だった。電子科技大は23日時點で、出題要綱からの「深刻な逸脫があった」「受験生の該當(dāng)學(xué)科についての真のレベルを確認(rèn)することができなかった」などと説明。澎湃新聞によると「數(shù)百人の學(xué)生が3時間無駄に座り、白紙解答を提出するしかなかった」という。

電子科技大は、受験生に謝罪し、1且6日に再試験を行うと発表。再試験受験に伴い交通費(fèi)や旅費(fèi)が必要になった場合、大學(xué)側(cè)が補(bǔ)償すると表明した。

出題要綱から「深刻に逸脫」した問題を出したのは同大學(xué)能源學(xué)院院長（エネルギー學(xué)部學(xué)部長）で、大學(xué)側(cè)は學(xué)部長職を解任し、大學(xué)院生の指導(dǎo)資格も取り消した。大學(xué)院生募集を擔(dān)當(dāng)していた同學(xué)部副學(xué)部長、大學(xué)生募集事務(wù)室主任も処罰し、同事務(wù)室副主任も関連職務(wù)から外したという。（翻訳?編集/如月隼人）