2012年12月13日、英紙フィナンシャル?タイムズは「中國(guó)が穀物を買いあさっている」と題した記事を掲載した。16日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)から遠(yuǎn)く離れた米內(nèi)陸部ネブラスカ州で収穫された多くの作物が、中國(guó)の需要を満たすために海を越えて輸出されている。ネブラスカ州政府の農(nóng)業(yè)擔(dān)當(dāng)トップは「中國(guó)は巨大な輸出市場(chǎng)であり、急成長(zhǎng)している輸出先だ」と話す。過(guò)去5年間で同州の対中輸出量は2倍に増えた。こうした狀況はネブラスカ州だけのことではない。

數(shù)年前まで、自給自足を目指す中國(guó)は上質(zhì)の米や小麥を少量だけ輸入していた?，F(xiàn)在狀況は一変し、中國(guó)は世界最大の大豆輸入國(guó)となった。さらにトウモロコシや米、小麥などの穀物も大量に輸入している。こうした中國(guó)の変化は世界の穀物市場(chǎng)に深刻な影響をもたらしている。中國(guó)が輸入する國(guó)內(nèi)消費(fèi)量のわずか5％にあたる量の穀物は、世界の穀物貿(mào)易量の3分の1か2分の1に相當(dāng)するのだ。

今年1月から11月までの中國(guó)の穀物輸入量は前年同期の450萬(wàn)トンから1340萬(wàn)トンと一気に3倍も増加。中國(guó)は世界2位の米と大麥の輸入國(guó)となり、トウモロコシは世界10位以內(nèi)に、小麥は世界20位以內(nèi)にランクインしている。

中國(guó)の経済発展とともに中國(guó)人の食生活も大きく変化した。人口は都市に集中し、肉類の消費(fèi)は増大。家畜や家禽を育てるために、より多くの飼料が必要になった。わずかな農(nóng)地と水資源しか持たない中國(guó)農(nóng)業(yè)は、世界人口の5分の1を占める國(guó)民の食糧問(wèn)題を解決するというプレッシャーに襲われている。

高度成長(zhǎng)時(shí)代に突入した30年前から、中國(guó)は食物需要の増加が世界の穀物不足を引き起こすとの警告に直面してきた。中國(guó)政府は今でも自給率95％をレッドラインとする政策を堅(jiān)持しているが、最近の論調(diào)ではその政策が緩みがちであることが分かる。穀物取引を主に扱う大手商社は、中國(guó)の穀物輸入に有利に食い込もうと必死だ。彼らにとって、中國(guó)の穀物輸入の激増は一種のグローバル?ゲームになっている。（翻訳?編集/本郷）