2019年1月2日、中國(guó)では2017年ごろから、戦爭(zhēng)関連施設(shè)などで舊日本軍の軍服姿で記念撮影した寫真がSNS上に投稿され物議を醸しているが、中國(guó)メディアの澎湃新聞は、今度は浙江省杭州市にある革命烈士陵園で、ナチスのシンボルマークが付いた軍服姿で記念撮影した男が騒動(dòng)挑発の疑いで警察に身柄を拘束されたと伝えた。

中國(guó)では2017年、第2次上海事変（1937年）の記念館前で4人の男性が舊日本海軍のものとされる軍服姿で寫る寫真が投稿されているのが見つかり物議を醸した。18年2月には江蘇省南京市の紫金山にある抗日戦爭(zhēng)の遺構(gòu)前で舊日本軍のものとされる軍服姿で、軍刀や歩兵銃、舊日本軍の「武運(yùn)長(zhǎng)久」旗を手にして自撮りした男2人が15日間の行政拘留処分を受けた。

こうした「自分は中國(guó)人だが精神的には日本人」を主張する若者「精日（精神日本人）」が目立つようになったことを受け、王毅（ワン?イー）外相は3月の全人代會(huì)期中の記者會(huì)見で、「そいつらは中國(guó)人のクズだ」と激怒したとも伝えられた。南京市では12月13日、市內(nèi)の國(guó)家追悼施設(shè)で舊日本軍の軍服を著るなどの「精日」行為を処罰する「南京市國(guó)家公祭保障條例」が施行された。

澎湃新聞の1日付報(bào)道によると、これまでにもウェイボー（微博）で「精日分子」を告発する投稿をしてきたアカウント「上帝之鷹_5zn」が昨年末、杭州市革命烈士陵園でナチスのシンボルマークが付いた軍服姿で記念撮影する男がいたと寫真付きで告発した。

これに対し、杭州市のネット警察は1日、寫真の男を前日夜に騒動(dòng)挑発の疑いで刑事拘留したことを明らかにしたという。（翻訳?編集/柳川）