狙われやすい中國系を兇悪犯罪から守れ―南アフリカヨハネスブルク

南アフリカ最大の都市、ヨハネスブルグは世界でもっとも危険な都市とも言われ、住民は高く張り巡らされた高圧線に囲まれて暮らしている。なかでも、ここ數(shù)年で激増している中國系商人は、銃を持たない、現(xiàn)金取引をする、などから強盜に狙われやすく、昨年1年間で12人が犠牲になった。

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中國大使館が動き出したのは2004年、當(dāng)局側(cè)と折衝を繰り返し「南アフリカ華人警備協(xié)力センター」を立ち上げ、中國系社會と警察との連攜を強化した。これを基盤とし、2006年に警備會社「華人保安公司」を設(shè)立、現(xiàn)地の退役軍人など雇用し警備に當(dāng)たらせている。被害の通報に迅速に対応した結(jié)果、犯罪グループ摘発の実績を上げ、犯罪件數(shù)はようやく増加に歯止めがかかった形だ。

南アフリカ國內(nèi)には警備會社が大小合わせて5400社、30萬人の警備員がいるともいわれ、治安の悪さを物語っている。