2012年12月19日、韓國(guó)で大統(tǒng)領(lǐng)選挙の投開(kāi)票が行われ、保守系與黨?セヌリ黨の樸槿恵（パク?クネ）氏が、接戦の末に最大野黨の民主統(tǒng)合黨?文在寅（ムン?ジェイン）氏を下し、第18代大統(tǒng)領(lǐng)となることが決まった。同國(guó)初であり、また東アジア初の女性大統(tǒng)領(lǐng)となる。暫定投票率75．8％とされるなか、51．5％の得票という僅差の勝利だった。

【その他の寫(xiě)真】

両親を暗殺された“悲劇の娘”である。樸正煕（パク?ジョンヒ）元大統(tǒng)領(lǐng)を父に持ち、“國(guó)母”と呼ばれた母親が銃弾に倒れると、弱冠22歳でファーストレディーを務(wù)めることに。後年、父親も側(cè)近に暗殺されるという悲劇に見(jiàn)舞われるが、1998年に國(guó)會(huì)議員として政界に戻り、獨(dú)身を貫きながらすべてを國(guó)政のために捧げてきた。

頼もしい女性の大統(tǒng)領(lǐng)誕生に、長(zhǎng)らく“男女平等”をうたってきた共産黨體制の中國(guó)は、どんな目を向けているのだろうか？“中國(guó)版ツイッター”と呼ばれる簡(jiǎn)易投稿サイトで一般の意見(jiàn)を探った。特に中國(guó)人の心を揺さぶったのは、「私には両親も夫も子供もいない。國(guó)民が私の家族であり、國(guó)こそが唯一、すべてをささげる対象である」とする樸氏の発言であり、これを讃える意見(jiàn)が大変目立った。以下、主な意見(jiàn)。

「父母が殺され、終生獨(dú)身で、政治だけを命としてきた非凡なる女性！おめでとう！」

「アジアでも女性の地位が比較的低い韓國(guó)で、初めての女性大統(tǒng)領(lǐng)が誕生した。そして、男女平等を?qū)g現(xiàn)しているとするこの國(guó)（＝中國(guó)）ではまだ女性の國(guó)家リーダーは誕生していない」

「中國(guó)で再び則天武后（＝中國(guó)史上唯一の女帝）が誕生するのはいつのことやら？」

「日本の安倍さんと、どっちがまともな政治を行うだろうか」

「2012年は各國(guó)で次代のリーダーが決まった。アジアから選出されたのはみんな“七光り”だったね」

（※注：樸氏の父親は樸正煕元大統(tǒng)領(lǐng)であるほか、北朝鮮の金正恩はいうまでもなく、日本の安倍晉三は母方の祖父が岸信介元首相、中國(guó)の習(xí)近平は父親が習(xí)仲勲元副首相である）

「民主政治の下で選ばれた國(guó)家リーダーは、マニフェストが具體的。大げさで空虛なスローガンを掲げるどこかの國(guó)（＝中國(guó)）とは違うよね」

「樸氏は約48％の反対票を抱えながらの當(dāng)選だ。日本の衆(zhòng)院選は、480議席中172票が自民黨に反対するものだ。米國(guó)のオバマ再選にしても同様。で、我が國(guó)のトップに関してだが、“全會(huì)一致”で選出されているわけだ。國(guó)民の心はひとつだって」

「國(guó)家のリーダーを決めるのに、選挙というのは最良の方法だと思う。中國(guó)の政治改革もこれを目標(biāo)にすべきである。まずは黨內(nèi)人事からスタートでもいい。中國(guó)は大國(guó)だ。軍事力もある。政治體制も世界の主流と一致すべきである。中國(guó)固有の特色というのは、人類すべてが認(rèn)める価値観の中に存在すべきである」

「國(guó)民の選挙で選ばれたリーダーは國(guó)民に感謝の気持ちを持ち、また國(guó)民に対して約束を守らねばならない。そして成果を挙げなければ退任となる。たとえどんなことをしても1人の人間が10年間、政権を握り続け、もしそれを引きずり下ろすとすれば、それが“政権転覆”に相當(dāng)する國(guó)（＝中國(guó)）とは違う。この政治體制を真に改革することこそが、改革推進(jìn)のカギとなろう」(翻訳?編集/愛(ài)玉)