2012年12月18日、香港の英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは「中國(guó)の大規(guī)模な地下鉄建設(shè)が投資リスクを象徴している」と題した記事を掲載し、地下鉄の建設(shè)計(jì)畫(huà)を例に挙げ、中國(guó)の過(guò)剰なインフラ投資を紹介した。19日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

歐米経済の低迷を受け、中國(guó)政府は再び投資を拡大して経済成長(zhǎng)を維持しようと試みている。その結(jié)果、今年6月までに全國(guó)23の都市で地下鉄の拡張や新設(shè)が認(rèn)可された。人口約300萬(wàn)人の江西省南昌市は、その中でも最も規(guī)模が小さい都市の1つである。同市政府は「地下鉄は將來(lái)人口が増加した時(shí)のニーズを満足させ、大都市の仲間入りを促進(jìn)させる」と語(yǔ)る。

しかし、経済學(xué)者などの目には「過(guò)剰」と映る。中國(guó)では昨年とほぼ同じく、今年も投資が國(guó)內(nèi)総生産（GDP）成長(zhǎng)の約半分を占める。投資に依存し過(guò)ぎた成長(zhǎng)は、無(wú)駄を生み、財(cái)政負(fù)擔(dān)を増加させる。

市民の中にも「過(guò)剰」を肌で感じている人たちがいる。地下鉄の敷設(shè)が予定されている南晶市のある村では、行き交う人々よりも家畜の方が多いような狀況だという。雑貨店の経営者は「ここには人がほとんどいない。10數(shù)年相変わらずの狀況だ」と話(huà)し、地下鉄への投資に見(jiàn)合うような乗客が本當(dāng)にやって來(lái)るのか疑問(wèn)を呈した。

當(dāng)然ながら、中國(guó)の地下鉄計(jì)畫(huà)がすべて過(guò)剰というわけではない。専門(mén)家は「地下鉄の拡張は過(guò)疎の地域をいずれ人口密集地域へと成長(zhǎng)させ、都市の環(huán)境計(jì)畫(huà)面では未然の対策となる」とし、人口が過(guò)度に集中する大都市ではまだまだ投資空間は大きいと指摘する。

しかし、南晶市はそうした例には當(dāng)てはまらない。人口が少なく、財(cái)政的にも厳しい同市は、地下鉄の建設(shè)にふさわしいかどうかも含め、投資によって成長(zhǎng)を維持?促進(jìn)する中國(guó)モデルのリスク例として研究する価値があるかもしれない。

一方で、多くの市民は経済學(xué)やコストについては無(wú)関心である。ある市民は「地下鉄の建設(shè)は良いことに決まっている。われわれもやっと生活を享受できる時(shí)が來(lái)たんだ」と話(huà)している。（翻訳?編集/HA）