2012年12月20日、丹羽宇一郎前駐中國大使は東京で行われた晝食會で、日中関係を改善し、戦爭を防ぐには、日本が尖閣諸島に主権爭いが存在することを認(rèn)めるしかないと述べた。日本新聞網(wǎng)が伝えた。

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丹羽氏は、「領(lǐng)土問題は複雑な問題であり、數(shù)日間で解決できるものではない。白か黒かで判斷しようとすれば、戦爭しかない。日中間で戦爭が起こっても、誰も得をしない」とコメントした。

また、丹羽氏は2011年に発生した福島第一原発の事故になぞらえて「臨界點(diǎn)」という言葉を使い、「『臨界點(diǎn)』をコントロールして、災(zāi)害を発生させないことが最も大切だ。尖閣問題で日中政府が行うべきは、臨界點(diǎn)を超えさせないようにすることだ。臨界點(diǎn)は軍隊(duì)が出ることだ。軍隊(duì)が出ればもう引くことができなくなる」と強(qiáng)調(diào)した。

丹羽氏は尖閣問題の解決について3つのことを行うべきだと述べた。1つ目は、「尖閣はこちらに屬する」という「白か黒か」の議論をやめること。2つ目は、尖閣に主権爭いが存在すると認(rèn)めること。3つ目は、両國の政府がどうやって尖閣および日中関係を改善するかといった問題について話し合うことであるとした。

丹羽氏は最後に、「2013年の春以降は、日中関係に暖かな春の風(fēng)が吹くだろう」と述べた。（翻訳?編集/岡本悠馬）