2012年12月20日、環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）によると、ロシアのラジオ局「ロシアの聲」は19日、海外から中國(guó)への投資が減少する中で、中國(guó)政府が対外投資を大幅に拡大し、格安になった海外資産を獲得して自らの地位向上を狙っていると伝えた。

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今年1?11月の海外から中國(guó)への直接投資額は前年同期比3．6％減の1000億ドル（約8兆円）超だった。一方で、同期間の中國(guó)の対外直接投資額（金融部門(mén)を除く）は同25％増の約625億ドル（約5兆円）を記録している。

急増する対外投資について、ロシア科學(xué)アカデミー極東研究所のウラジミール?ポルチャコフ副所長(zhǎng)は「中國(guó)は江沢民（ジアン?ザーミン）政権時(shí)代に対外市場(chǎng)の開(kāi)拓に著手し始めた。世界の工場(chǎng)としての中國(guó)には資源と消費(fèi)市場(chǎng)が必要だったからである。そして今、中國(guó)の対外投資は『大躍進(jìn)』の様相を見(jiàn)せ始めている」と指摘した。

ポルチャコフ副所長(zhǎng)は「中國(guó)は自身の対外投資に対して、楽観的なだけでなく、大きな希望を持っている。やがて対外投資の規(guī)模が海外からの対中投資と同規(guī)模になると予測(cè)し、さらに対外投資が中國(guó)の経済外交の重要な武器になると認(rèn)識(shí)している」と分析する。

また、中國(guó)の対外投資は他國(guó)とはその內(nèi)容が大きく異なっていると指摘。まず、資源の採(cǎi)掘分野への投資の割合が大きいこと。続いて農(nóng)地の購(gòu)入などが挙げられる。また、加工業(yè)や小売部門(mén)への投資も見(jiàn)られるが、原料やハイテク技術(shù)分野への投資を優(yōu)先している。しかし、中國(guó)の拡張に対する米國(guó)の憂慮などから大型投資案件が流れたケースもあり、こうした制限がなければ中國(guó)の対外投資はさらに増加していたはずだと話している。

海外からの対中直接投資1000億ドルは大部分が外國(guó)人投資家が中國(guó)で稼いだ資金の再投資によるものであり、ファンド市場(chǎng)でも一部の資金が中國(guó)から海外へ流出している。こうした背景の下、中國(guó)政府は外國(guó)資本の流入を促進(jìn)するため、金融政策上の制限を一部緩和するなどの対策を迫られている。（翻訳?編集/HA）