日本で外國人患者が増加、新しい受け入れモデルを模索―華字紙

Record China    2019年1月9日(水) 6時0分

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7日、華字紙?日本新華僑報(電子版)は、「日本が外國人患者受け入れの新しいモデルを模索している」とする記事を掲載した。資料寫真。

2019年1月7日、華字紙?日本新華僑報(電子版)は、「日本が外國人患者受け入れの新しいモデルを模索している」とする記事を掲載した。

記事は冒頭、「近年、日本を訪れる外國人観光客の増加に伴い、日本の醫(yī)療の優(yōu)位性がますます注目を集めている。日本政府は『醫(yī)療ツーリズム』という概念を提示し、醫(yī)療滯在ビザを開放し、外國人の訪日受診に便宜を図ってきた。そうしたことから、訪日して健康診斷や診察を受ける外國人患者の數(shù)が増加傾向にある」とした。

その上で記事は、「訪日受診は、患者が高度な醫(yī)療診斷を受けられるだけでなく、日本の醫(yī)療機関にもより多くの利益をもたらすことができる。だが、言語や制度、宗教、文化などの違いにより、外國人患者と病院の間でトラブルが起きることは珍しくない。日本が2019年4月に外國人労働力(の受け入れ)を開放すると、日本の醫(yī)療現(xiàn)場は混亂するとの指摘も出ている」とした。

さらに「日本の醫(yī)療機関が受け入れている外國人患者の中には、質(zhì)の高い醫(yī)療を受けるために海を渡ってきた富裕層もいれば、旅行中に突発的な病気や事故などで治療を受けることになった人たちもいる。診察の際、日本の醫(yī)療機関と外國人患者の間では、言葉の壁や醫(yī)療制度の違いによるトラブルが起きることがよくある。中には治療費を踏み倒して帰國する外國人患者もいる」とした。

記事は、「こうした新しい狀況に適応し、外國人患者のより良い受け入れのために、日本の醫(yī)療機関は外國人患者受け入れの新しいモデルを模索している」と指摘。福岡大學病院が國際醫(yī)療コンサルティング株式會社と提攜し、院內(nèi)で通訳養(yǎng)成講座を開くなど人材育成に力を入れていること、福岡大病院國際醫(yī)療戦略室の西山道代室長が「醫(yī)療機関としては診療を拒否する選択肢はない。外國人を受け入れる以上、態(tài)勢を整え、ニーズに応えたい」と話していることなどを紹介した。

記事はさらに、「日本國內(nèi)にはほかにも、國際醫(yī)療支援室を設け、診療同意書などを英語、中國語、韓國語で用意し、治療開始前に費用などについて説明し、治療後のトラブルを最小限にするよう取り組んでいる醫(yī)療機関もある」と紹介した。

そして最後に、都內(nèi)にある國際醫(yī)療コーディネーター「霓虹醫(yī)療直通車」が同紙の取材に対し、「日本の醫(yī)療機関はすべての患者を同様に扱う。國籍で差別したりはしない。だが外國人患者の言葉の壁と日本の醫(yī)療制度に対する理解不足により、誤解やトラブルがしばしば起きる。日本の醫(yī)療機関はまだ外國人患者を受け入れる能力が十分に備わっていない。そうした中、病院側も外國人患者側も、専門知識を持つ醫(yī)療通訳の支援を求めるべきだ」とコメントしたことを伝えた。(翻訳?編集/柳川)

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