2012年12月24日、1950年代から90年代、日本経済は高度成長(zhǎng)期を迎え、人口は大都市に集中、大量に押し寄せる流入人口の住宅需要に都市機(jī)能は対応できなくなった。政府と地方自治體は連攜し、東京?大阪など大都市圏郊外に「ニュータウン」を続々と建設(shè)した。しかし時(shí)代が変わり、早くに建設(shè)された公営住宅のハードウェアは、すでに現(xiàn)代のニーズを満たせなくなった。人口高齢化が徐々に進(jìn)み、「ニュータウン」が「オールドタウン」となったいま、日本政府は公営住宅を改築、あるいは內(nèi)裝を一新し、「ニュータウン」復(fù)興を図っている。少子高齢化の影響、くわえて最新住宅があふれた結(jié)果、これらの「舊式」住宅は日本の若者にはもはや「時(shí)代遅れ」となった。しかし「オールドタウン」は優(yōu)れた立地環(huán)境、交通の利便性、高品質(zhì)住宅といったセールスポイントが、多くの中國(guó)人入居者を引き付けている。日本の華字紙?中文導(dǎo)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

■2400戸の3分の1が中國(guó)人

埼玉県川口市の芝園団地は1978年に誕生した大規(guī)模住宅で、JR蕨（わらび）駅から徒歩5分。統(tǒng)計(jì)によると、約2400戸のうち約800戸が中國(guó)人世帯だ。芝園町では4人に1人が中國(guó)人で、まさしく「中國(guó)人コミュニティー」といえる。

芝園団地に住む多くは、中國(guó)の改革?開放以降に訪日した「新華僑」。就労ビザを持つ人もいれば、中には永住権や日本國(guó)籍を取得している人もいる。最初に住み始めたのは、90年代末に日本のIT企業(yè)で働く中國(guó)人だった。その後、日本人が出て行くにつれ、中國(guó)人の數(shù)が次第に増え、地元の日本人から「中華団地」と揶揄（やゆ）されるようになった。

「外國(guó)人が多い地域は住環(huán)境が亂れ、ごみ分別もされていない」とこれまでは報(bào)道されていた。しかし芝園団地はこのイメージを覆す。全15棟の団地1階の自転車置き場(chǎng)は整然としている。ごみ置き場(chǎng)には中國(guó)語(yǔ)の分別注意書きが記され、不法なごみ捨てはない。

外國(guó)人コミュニティーは日本各地に誕生しつつある。大阪府の門真団地も多くの中國(guó)人が住む。芝園団地とは異なり、中國(guó)殘留孤児の子孫と親族が多い。東京都江戸川區(qū)西葛飾の清新町?臨海町の一帯の公団住宅はインド人が集まっている。さいたま市見沼（みぬま）區(qū)の東宮下団地には多くの東南アジア人が住む。

■「オールドタウン」に活力を注ぐ留學(xué)生

関西大と大阪大に隣接する「千里ニュータウン」。関西大には25カ國(guó)?地域の留學(xué)生735人、大阪大には100カ國(guó)?地域の留學(xué)生1924人が留學(xué)中だ。両大學(xué)は國(guó)際化のさらなる推進(jìn)を計(jì)畫しており、両校は3年後の留學(xué)生數(shù)を計(jì)3000人以上と見込んでいる。

関西大は今後、プロジェクト事務(wù)局を開設(shè)、「千里ニュータウン」內(nèi)に活動(dòng)拠點(diǎn)を設(shè)け、専門スタッフを常駐させる。さらに大阪府や地方自治體、國(guó)際交流協(xié)會(huì)、商工會(huì)議所などと協(xié)力、地域國(guó)際交流活動(dòng)?企業(yè)インターン活動(dòng)を展開し、留學(xué)生の就職先を広げる。

しかし「千里ニュータウン」再生計(jì)畫は良いが、結(jié)果的には新たな局面が生まれるとの指摘もある?，F(xiàn)在、在日外國(guó)人留學(xué)生総數(shù)は17萬(wàn)人にも満たないが、中國(guó)人留學(xué)生はすでに10萬(wàn)人を超えている。この比率から、「千里ニュータウン」は世界各國(guó)の言葉が行き交う「新都市」ではなく、中國(guó)の若者の「新都市」となる可能性がある。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/HT?編集/TF）