2012年12月23日、米誌フォーブスは、2013年の世界展開が注目される企業(yè)13社を取り上げ、海外企業(yè)の買収狀況と今後の展望を紹介した。

【その他の寫真】

中國企業(yè)の海外進(jìn)出が過去最高の規(guī)模に達(dá)し、この勢いは來年も続くと予測されている。中國商務(wù)部のデータによると、2012年の10月までに、中國の非金融類対外直接投資額は前年同期比26％上昇の580億ドル（約4兆9170億円）に達(dá)した。中國企業(yè)による海外進(jìn)出はその數(shù)だけでなく、その投資事業(yè)や分野も多様化が続いている。

中國の対外直接投資は、長きにわたってアフリカや南米といった新興市場での原材料供給の確保を特徴としてきた。だが、ここで紹介する13社からは、対外投資の新たな傾向が見て取れる。石油やガス等の戦略物資への投資はもちろんのこと、エレクトロニクス、エンターテインメント、スポーツウェアから豪華ヨットなど、様々な業(yè)種にわたっている。これらの企業(yè)が海外へ進(jìn)出するのは、世界市場で新たな販売ルートの獲得、國際人材の育成、ブランドの知名度アップ、先進(jìn)技術(shù)の獲得などが目的となっている。

1．レノボ（聯(lián)想）（電気機(jī)器）

2012年9月、レノボは現(xiàn)金と株式合わせて1億4700萬ドル（約124億6400萬円）でブラジルの電気大手CCEを買収した。2011年にはドイツのPCメーカー、メディオンを買収し、さらに日本のNECとの合弁會社を設(shè)立しており、來年にはさらに大きな買収を行うと予想されている。

2．ファーウェイ（華為）（通信機(jī)器）

2012年、米下院の諜報委員會は、ファーウェイとZTEの通信機(jī)器が米國の安全を脅かすと認(rèn)定し、各メディアのトップニュースとなった。だが、それでもファーウェイの國際市場における快進(jìn)撃はとまらない。歐州では7000人以上を雇用し、さらに英國で20億ドル（約1700億円）を投資し、フィンランドに9000萬ドル（約76億3065萬円）を投じた研究センターを開設(shè)する計畫を発表した。

3．ワンダ?グループ（萬達(dá)集団）（娯楽?不動産）

今年9月、大連ワンダ?グループによる米映畫館チェーンAMCを26億ドル（約2204億4100萬円）で買収し、中國企業(yè)による米國企業(yè)の最高額を記録した。來年にはある英國企業(yè)の買収も予定されており、ハリウッドとの協(xié)力についても協(xié)議が進(jìn)んでいるという。

4．三一集団（建設(shè)機(jī)械）

今年1月末、三一集団は4億ドル（約339億円）を超える額でドイツの建設(shè)機(jī)械大手プツマイスターの株式90％を取得した。これにより、三一集団は米キャタピラー、日本のコマツにならぶ巨大企業(yè)に変貌を遂げた。ドイツ、米國、ブラジル、インドに工場を持ち、サハラ以南のアフリカにおける業(yè)務(wù)も拡大を続けている。

5．中國海洋石油（中海油、CNOOC）

2005年、中海油は米ユノカル石油の買収を試みたが失敗に終わった。2011年には、20億ドル（約1695億円）カナダのオイルサンド會社OPTIを買収、さらに150億ドル（約1兆2700億円）でカナダのネクセンを買収した。2013年にも中海油とライバルの中石化（シノペック、Sinopec）等の中國企業(yè)による各國のエネルギー資源の購入が続くと予想されている。

その他、海外投資に注目が集まっている企業(yè)として、光明食品（食品）、李寧（スポーツウェア）、ハイアール（家電）、山東重工（建設(shè)機(jī)械）、ZTE（通信機(jī)器）、テンセント（オンラインゲーム）、アリババ（電子商取引）、吉利汽車（自動車）が挙げられている。（翻訳?編集/岡本悠馬）