海南省は3月1日、「大気汚染防治條例」を施行する。同條例はガソリン車(chē)やディーゼル車(chē)など従來(lái)型の「燃料自動(dòng)車(chē)」の販売を禁止していく方針を明らかにしている。同省メディアの南海網(wǎng)が2019年1月9日付で伝えた。ハイブリッドカーも燃料自動(dòng)車(chē)と見(jiàn)なされる可能性がある。

「條例」は、「石炭やその他のエネルギーによる汚染防治」「工業(yè)汚染防治」「機(jī)動(dòng)車(chē)船などの汚染防治」「粉じん巻き上げによる汚染防治」「農(nóng)林業(yè)その他の汚染防治」などに分かれ、それぞれ具體的な方針が盛り込まれている。

「石炭やその他のエネルギーによる汚染防治」では、石炭の燃料使用を減少させるとともに、基準(zhǔn)に合致しない石炭の購(gòu)入などを禁止する?！腹I(yè)汚染防治」では、ネガティブリスト作成によりエネルギー大量消費(fèi)型、汚染排出型の産業(yè)を全面的に禁止する。

「機(jī)動(dòng)車(chē)船などの汚染防治」では、省政府が新エネルギー車(chē)の推進(jìn)計(jì)畫(huà)を作成し、省政府および省內(nèi)の市や県の政府が同計(jì)畫(huà)を進(jìn)めることで、ガソリン車(chē)やディーゼル車(chē)など従來(lái)型の自動(dòng)車(chē)の販売の販売を禁止していく。同時(shí)に、電気自動(dòng)車(chē)の充電ステーションの建設(shè)などを加速する。

なお、新エネルギー車(chē)（新能源汽車(chē)）とは中國(guó)でよく用いられる用語(yǔ)で、これまで電気自動(dòng)車(chē)（EV）、燃料電池車(chē)、ハイブリッドカーを指すとされてきたが、2019年1月10日施行で全國(guó)に適用される「汽車(chē)産業(yè)投資管理規(guī)定（自動(dòng)車(chē)産業(yè)投資管理規(guī)則）」では、ハイブリッドカーとプラグインハイブリッドカーが従來(lái)型の「燃料自動(dòng)車(chē)」に分類された。

海南省でも、ハイブリッドカーは従來(lái)型の自動(dòng)車(chē)と見(jiàn)なされ、各種制限が厳しくなっていく可能性がある。

海南省の「條例」は、省內(nèi)の市や県の政府および政府責(zé)任者に対して、待機(jī)の質(zhì)の改善目標(biāo)や汚染防止の実現(xiàn)狀況を成績(jī)考課の重要な部分にすると明記した。中國(guó)では末端の行政區(qū)畫(huà)における責(zé)任者選出以外に住人による普通選挙は実施されておらず、「上部」からの評(píng)価で昇進(jìn)や降格が決められる。

同「條例」に、「成績(jī)考課の重要な部分」と明記されたことは、中央の意向も反映した、海南省政府の大気環(huán)境問(wèn)題に取り組む強(qiáng)い姿勢(shì)を示したものと理解できる。（翻訳?編集/如月隼人）