中國(guó)の重慶市で1月9日、列車內(nèi)で発生した座席の占領(lǐng)騒動(dòng)への乗務(wù)員の対応にネットから批判の聲が集まっている。

騒動(dòng)が起きたのは、同市の武隆駅から重慶北駅に向かう列車の中。窓際の席に男性が座っているが、この席はもともと同市の大學(xué)に通う女子大生が購(gòu)入した指定席。女子大生は男性に自分の席に戻るよう求めたが聞き入れられず、乗務(wù)員に助けを求めた。ところが、乗務(wù)員は初めは説得したものの効果がないとみると、女子大生に男性の席に座るよう言い、その場(chǎng)を後にした。その後女子大生のルームメイトが加勢(shì)し男性に迫ると、騒ぎを聞きつけた2人目の乗務(wù)員が登場(chǎng)。この乗務(wù)員も説得が通じないとみると、女性に対し「彼も騒いでいないのだから、もういいでしょう。大したことでもないのだから、ここは一歩引いたらどうですか」と女子大生に空いている席に座るよう促した。

この乗務(wù)員の態(tài)度に女子大生は腹を立て、周りからも男性が席を立つべきだと助け船を出す人が現(xiàn)れた。最終的に乗客の助けを借り、男性を席から立たせることに成功。女子大生の乗車時(shí)間は約2時(shí)間半だったが、男性は2時(shí)間にわたり席を占領(lǐng)していたという。女子大生は騒動(dòng)に対して、「席が必要な人に譲ることはいいと思うが、理由もなく占領(lǐng)されるのはおかしい。こうしたトラブルに遭遇した時(shí)に乗務(wù)員から有効なサポートがあることを願(yuàn)っている」と語(yǔ)った。

ネットでは、「乗務(wù)員には強(qiáng)制的に取り締まる権限がないため苦労している」と擁護(hù)する聲もあるが、多くは今回の騒動(dòng)の対応は不適切だと指摘する聲だった?！缸碱I(lǐng)に譲歩する余地はない。自分の席を取り戻すことは正當(dāng)な権利であり、この點(diǎn)で譲歩したら座席占領(lǐng)がさらに橫行してしまう」「これではまるで正當(dāng)な権利を主張している女子大生が悪者のようだ。乗務(wù)員の態(tài)度からは、問(wèn)題を解決しようとする姿勢(shì)が見られない」といった聲が代表的だった。（翻訳?編集/內(nèi)山）