2012年12月25日、中國社會科學院がこのほど発表した「社會青書」の一部に、12大學の在學生?卒業(yè)生2000人以上を?qū)澫螭趣筏空{(diào)査報告が掲載された。1980年代生まれと1990年代生まれの大學生は、押し並べて就業(yè)に対する自信に欠け、自分自身に対する満足度が低く、「個性」を重視する傾向にあることが、同報告から明らかになった。また、回答者の過半數(shù)は政治に関心があり、公的政策の意思決定に參與する能力を備えていると自負していることも判明した。中國青年報（電子版）が伝えた。

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■大學生の自分に対する満足度、持ち家の「ある?なし」が決め手

今回の調(diào)査は、12大學の在學生と卒業(yè)生を?qū)澫螭藢g施された。有効回答者は2126人、このうち1980代生まれが全體の7割、1990年代が約3割を占めた。

就業(yè)と現(xiàn)在の自分に対する評価において、2012年の學部卒業(yè)生のうち、就職口を見つけることができた人は76．6％にとどまった。在學生は就職の見通しについて決して楽観視しておらず、「順調(diào)に就職が決まると思う」と答えた學生はわずか3割だった。

1980年代?1990年代生まれの卒業(yè)生の大多數(shù)にとって、転職は日常茶飯事になっている。2011年の學部卒業(yè)生のうち、「1、2回仕事を変えた経験がある」人は6割を上回った。就業(yè)問題は、「自分の現(xiàn)狀」に対する満足度と直接深い関係がある。在學生のうち、自分の現(xiàn)狀に「ほぼ満足している」人は2．4％のみ、卒業(yè)生になるとこの割合はさらに低く、1．6％だった。

統(tǒng)計データによると、社會人になって3年を経過した時點で、自分名義（既婚の場合は配偶者名義も含む）の住宅を持っていない人の割合は67．3％、社會人経験5年の場合は41．9％だった。報告は「持ち家がある卒業(yè)生の自分の現(xiàn)狀に対する満足度は、持ち家がない卒業(yè)生に比べてはるかに高い」と分析している。

社會?経済的地位に関する大學生の自己評価も下がっており、自分は「下層」あるいは「中下層」に屬すると考える大學生は全體の約7割に上った。

■大學生の過半數(shù)、「政治に関心あり」

報告によると、1980年代?1990年代生まれの大學生は、個人に対する社會保障や私有財産を非常に重視しており、さらには、かなり強烈な「個人主義」カラーを打ち出している。

統(tǒng)計データによると、在學生の63．9％と卒業(yè)生の69．8％は、「私有財産は國有財産や集団財産よりも保護されるべき」という考え方に基本的に賛成している。國と個人の関係という點で見ると、「國や集団の利益のために、個人の利益を犠牲にするのはもはや時代遅れ」という考えに「反対」「やや反対」と答えた人は48．6％にとどまり、「賛成」は40．5％、「分からない」は10．9％だった。

また、1980年代?1990年代生まれの大學生は総じて、政治に関心があり、政治への參加意識や政治に関して論じる意識がかなり高いことが、調(diào)査によって判明した。在學生の63．4％と卒業(yè)生の60．7％は「自分には公的政策の意思決定に參與する能力がある」と自負していた。また、在學生の66．8％と卒業(yè)生の65．3％は「自分には政府の行うことについて評価する資格がある」と考えていた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/TF）