2019年1月10日、カナダで中國(guó)人の「出産旅行」に反対の聲が上がっている。米華字メディア?多維新聞が伝えた。

ニューヨーク?タイムズによると、観光ビザでカナダに入國(guó)し、出産する中國(guó)人が増えている。カナダは「出生地主義」を採(cǎi)用しており、カナダで生まれた子どもにはカナダの國(guó)籍が付與される。こうした國(guó)籍狙いの出産が増えており、現(xiàn)地で問(wèn)題視されている。

報(bào)告によると、カナダの非常住人口が出産した子どもの數(shù)は毎年1500～2000人に上る。カナダの政治家や専門家からは「出産旅行は合法かもしれないが、手段を選ばず、道徳的でない」「カナダの公民権はカナダに住んで國(guó)家に貢獻(xiàn)する人に與えるべきだ」との聲も上がっている?，F(xiàn)地の妊婦のベッド數(shù)不足や、親の移民によりカナダの負(fù)擔(dān)が増えるとの指摘もあり、法律で出産旅行を規(guī)制する動(dòng)きも出ている。

これに対し、中國(guó)の妊婦らは「経済に貢獻(xiàn)している」と反論。ある女性は「出産旅行の費(fèi)用は高額で、カナダの醫(yī)療システムや現(xiàn)地経済の貢獻(xiàn)につながっている。子どもにカナダの福利厚生を受けさせるつもりもない」と話している。上海のあるインターナショナルスクールでは、カナダ國(guó)籍の子どもは學(xué)費(fèi)が15萬(wàn)カナダドル（約1200萬(wàn)円）安くすむなどのメリットがあるという。（翻訳?編集/藤井）