2012年も政治から外交、スポーツまでさまざまなニュースがあった。その中から代表的な出來(lái)事を「中國(guó)10大ニュース」として振り返る。

【その他の寫真】

1件目は重慶市トップ?薄熙來(lái)（ボー?シーライ）氏の失腳事件。3月15日、中國(guó)共産黨は薄熙來(lái)?重慶市黨委書記の解任を発表。その後、政治局委員、中央委員など黨中央の職務(wù)すべてを停止した。11月の第18回中國(guó)共産黨大會(huì)（十八大）で最高指導(dǎo)部入りが有力視されていたため、このニュースは國(guó)內(nèi)外を震撼させた。

更迭の発端となったのは、前重慶市公安局長(zhǎng)の王立軍（ワン?リージュン）氏の亡命未遂事件。薄熙來(lái)氏は2009年より重慶市內(nèi)の暴力団を一掃する大々的なキャンペーンを展開し、大きな功績(jī)を挙げたとアピールしているが、前公安局長(zhǎng)の王氏はまさにその主要な立役者であり、薄氏の腹心であった。しかし、今年2月2日に王氏は公安局長(zhǎng)の職を解かれ、その4日後、四川省成都市の米國(guó)総領(lǐng)事館に駆け込んだ。

その背景にあったのが、薄熙來(lái)氏の妻?谷開來(lái)（グー?カイライ）による殺人事件だった。11年11月15日、重慶市のホテルで英國(guó)人実業(yè)家ニール?ヘイウッド氏が遺體で発見されたが、王氏の米國(guó)総領(lǐng)事館駆け込みにより事件が再捜査され、殺害に関與した容疑で谷開來(lái)が拘束された。12年8月、谷開來(lái)被告に執(zhí)行猶予2年付きの死刑判決が下された。（編集/TH）