2012年も政治から外交、スポーツまでさまざまなニュースがあった。その中から代表的な出來事を「中國10大ニュース」として振り返る。

【その他の寫真】

4件目は中國大使館書記官のスパイ疑惑。5月31日、警視庁公安部は中國大使館の1等書記官を外國人登録法違反（虛偽申告）容疑などで東京地検に書類送検した。書記官は外交官の身分を隠して外國人登録証明書を不正に入手、國會(huì)議員や松下政経塾関係者らとも交友関係があり、スパイ活動(dòng)を行っていたとの疑いが持たれている。農(nóng)水省による農(nóng)産物の対中輸出促進(jìn)事業(yè)にも深く関わっていたとされ、外部に漏れた関連機(jī)密文書の內(nèi)容も把握していた可能性を報(bào)じられた。東京地検は10月、書記官がすでに帰國しているとして不起訴とした。

この報(bào)道について、中國版ツイッターと呼ばれる簡易投稿サイトでは「そもそも外交官はスパイではないのか？」「外交官が諜報(bào)活動(dòng)を行うのは極めて正常なこと。それを外交部が否定するのも正常なこと」という主旨の冷めた書き込みが飛び交った。（編集/TH）