2012年12月27日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、韓國(guó)政府は26日（現(xiàn)地時(shí)間、以下同）、東シナ海の自國(guó)沿岸200海里より外の大陸棚境界畫定案を國(guó)連の大陸棚限界委員會(huì)（CLCS）に提出し、自國(guó)の大陸棚を沖縄トラフ（沖縄近海の海溝）まで拡張することを求めた。同案で示された大陸棚の拡張申請(qǐng)面積は、3年前の予備申請(qǐng)時(shí)の2倍となる。27日付で環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

韓國(guó)は2009年、領(lǐng)海の基線を200海里圏外にある済州（チェジュ）島以南の韓日共同開発區(qū)域（JDZ）の一部に當(dāng)たる1萬9000平方キロの海域を自國(guó)の大陸棚であると申請(qǐng)している。

韓國(guó)側(cè)が申請(qǐng)した境界畫定案は、中國(guó)が同委員會(huì)に今月提出した大陸棚拡張の申請(qǐng)海域よりもさらに日本側(cè)に接近している。韓國(guó)?中國(guó)両國(guó)が大陸棚の境界線を沖縄トラフまで延長(zhǎng)するとの主張に対し、日本は「日本の海洋権益を侵害するものである」として、異議を申し立てる方針だ。韓國(guó)政府関係者は「この度の主張は、宣伝的な意味合いもある。境界畫定は當(dāng)該國(guó)の協(xié)議によって決定すべきだ」と述べ、國(guó)際社會(huì)に大陸棚の権利を訴えること自體に、意味があるとの考えを示した。

別の韓國(guó)メディアの報(bào)道によると、中國(guó)が今月國(guó)連に申請(qǐng)した大陸棚の拡張は、韓國(guó)の境界線に向かって拡張されており、韓國(guó)が2009年5月の予備申請(qǐng)で主張した海域と一部重なっている。今後、東シナ海をめぐる日中韓3カ國(guó)の爭(zhēng)いは深刻化すると見られている。

遼寧社會(huì)科學(xué)院研究員の呂超（リュー?チャオ）氏は23日、「環(huán)球時(shí)報(bào)」の取材に対し、「韓國(guó)メディアの指摘は筋違いである。東シナ海の大陸棚境界線に対する基準(zhǔn)は、中韓両國(guó)では相違があり、中國(guó)は『海洋法に関する國(guó)際連合條約』の規(guī)定に基づき、自然の延長(zhǎng)をたどって大陸棚を沖縄トラフまで延長(zhǎng)している。一方、韓國(guó)は、中韓両國(guó)の海岸線から等距離の『中間線』を境界として排他的経済水域を定めている。しかし、この両國(guó)の認(rèn)識(shí)の違いはさほど重要ではなく、中韓と日本の沖縄トラフの境界における共通の利益は、それに以上に大きなものである」との見方を示している。（翻訳?編集/XC）