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13日、中國のネット上にこのほど、仙臺(tái)市を訪れた中國人観光客による旅日記が掲載された。寫真は作者提供。
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2019年1月13日、中國のネット上にこのほど、仙臺(tái)市を訪れた中國人観光客による旅日記が掲載された。以下はその概要。
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仙臺(tái)に到著すると、この街のにぎやかさがはっきりと感じられた。とはいえ、それは東北地方の他の街と比べてのことだ。中國の鉄道駅は汚いが、日本のそれは都市の活力だ。日本の各都市の鉄道駅はみな、遠(yuǎn)くからやってくる人々に、地元の文化を獨(dú)特なスタイルで伝えることに力を入れている。それは地元の人たちにとっても恩恵が大きい。もし私が帰省列車から下りてすぐになじみのあるものを目にしたら、この上ない親しみを感じるだろう。聞いた話によると、日本の空港の稅関職員は帰國した日本人に「おかえりなさい」と聲を掛けるという。簡単な一言だが、とても心がこもっているように思う。
中國の文豪の魯迅に「藤野先生」という作品がある。仙臺(tái)が舞臺(tái)のこの作品は、中國の中學(xué)生が教科書で暗唱しなければならない文章の一つだ。中國人にとって仙臺(tái)という街の知名度の高さは想像を超えるものだ。タクシーの運(yùn)転手は、沿道の名所を流暢な英語で丁寧に紹介してくれた。運(yùn)転手が熱心に推薦してくれた大崎八幡宮などの神社にはそれほど興味をひかれなかった。だが東北大學(xué)に到著すると、とても興奮を覚えた。學(xué)內(nèi)には魯迅の記念展示室がある。あちこちに「就職率全日本トップの大學(xué)」と書かれた看板がある。これは相當(dāng)に誇るべき成績なのだろう。
東北大學(xué)は魯迅の母校だ。日本人も魯迅をとても尊敬しているようだ。キャンパス內(nèi)には、魯迅の像があり、「階段教室」や當(dāng)時(shí)の成績表なども保存されていた。外國の一流大學(xué)の中に、100年前の1人の中國人留學(xué)生を記念した資料館が常設(shè)されている。中國人としてとても誇らしく感じられた。
正門からほど近い所に、古びた木造の建物があった。魯迅の下宿先だ。地元自治體にはぜひ、見學(xué)する中國人観光客のためにこの建物を改修してほしいと思った。なぜならそこは中國人にとって最高の観光名所なのだから。
少し殘念な気持ちで魯迅故居跡を後にすると、近くにカフェを見つけた。マスター夫婦が心をこめてコーヒーを淹れていた。飾られていたコーヒーカップはどれも日本の陶蕓家によるものだという。スイーツやアイスクリームは奧さんのお手製だ。このカフェは仙臺(tái)の旅におけるサプライズだ。先ほどの殘念な気持ちを十分に補(bǔ)ってくれた。(翻訳?編集/柳川)
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