2019年1月14日、中國メディア?観察者網(wǎng)が韓國KBSの報道を引用し伝えたところによると、韓國各地で大気汚染のひどい狀況が13日、14日と2日連続し、國內(nèi)に排気ガスに関する「首都圏非常低減措置」が発令された。

記事によると、ソウル、仁川（インチョン）、京畿道（キョンキド）は14日朝6時から夜9時の間で、行政機(jī)関や公共機(jī)関を?qū)澫螭塑噥Iナンバーの末尾の數(shù)字が奇數(shù)か偶數(shù)かで運(yùn)行を制限。釜山（プサン）、大田（テジョン）、光州（クァンジュ）なども同様の措置を取り、市民に対しても排気ガス削減への協(xié)力を呼び掛けたという。

このほか、ソウル全域で2005年12月31日以前に登記された2．5トン以上のディーゼル車の通行を禁止。違反者には10萬ウォン（約9600円）の罰金が科せられるという。

記事は、「韓國の環(huán)境主管部署と研究部署は汚染が深刻化した原因や、大気汚染物質(zhì)の成分分析についての報告をまだ行っていない」とし、これまで「大気汚染は中國の影響」と韓國メディアが報じてきたことにも觸れた。

韓國メディアのこういった報道に対し、昨年12月の中國生態(tài)環(huán)境部の劉友賓（リウ?ヨウビン）報道官は、「近年、中國の大気汚染は大きく改善しているが、ソウルのPM2．5濃度はほぼ変化がないか、逆にやや悪化している」「2015年から2017年のソウルでのPM2．5を悪化させる二酸化窒素の濃度は中國の北京や大連、煙臺などより高い」などと発言していた。

また、劉報道官は「2018年11月6、7日にソウルで深刻な大気汚染が発生したが、中國の専門家による調(diào)査で、11月初めのこの時期に中國から韓國への大規(guī)模な大気移動は発生していないことが分かっている。ソウルでの大気汚染の発生源は現(xiàn)地。韓國の研究者も同様の結(jié)論に至ったというニュースもある」と指摘した。

KBSは、「中國政府はこれまで『科學(xué)的調(diào)査を?qū)g施中』と中立的な回答だったが、最近中國の大気汚染が改善されてきたことで反論に転じた」と報じている。（翻訳?編集/和田）