中國(guó)旅遊研究院がこのほど発表したレポートによると、中國(guó)人観光客が2018年に訪れた國(guó)は157カ國(guó)に上った。同レポートは「南極を訪れる5人に1人は中國(guó)人」とも指摘している。

レポートは、中國(guó)が掲げる巨大経済圏構(gòu)想「一帯一路」の進(jìn)展や各國(guó)のビザ政策緩和、渡航先の買い物環(huán)境や旅行環(huán)境の改善などが遠(yuǎn)方に向かう観光客を増やしたと説明?！?8年は157カ國(guó)で中國(guó)人観光客の足跡が見られた」とし、新たな旅行先の発掘が進(jìn)んでいる點(diǎn)にも言及した。

南極旅行に関しては、「18―19年の観光シーズンは1萬人の中國(guó)人が訪れる見通し」と述べ、「南極を訪れる5人に1人は中國(guó)人。中國(guó)は南極旅行における『超大國(guó)』となった」と紹介。また、「中國(guó)人観光客の誘致拡大を目指す各國(guó)で中國(guó)語サービスの拡充や、中國(guó)人になじみ深い決済方法の導(dǎo)入が進(jìn)んでいる」と受け入れ側(cè)について説明する他、「グルメ、自然、アウトドア?アクティビティー、避暑?避寒、醫(yī)療サービスなどその土地ならではの體験への関心が高まっている」「買い物が占めるウエートが減り、購入商品は日用品へと変化した。文化的なニーズが高まり、18年の國(guó)慶節(jié)シーズンは博物館や美術(shù)館が人気を集めた」「オーダーメード旅行が急成長(zhǎng)している」など、観光客側(cè)の特徴についても指摘した。

同研究院は19年の旅行市場(chǎng)について、「観光客が求めるものは『美しい風(fēng)景』から『素晴らしい生活』に変化しつつある。文化と旅行の融合は今後さらに深まる」との見方を示している。（提供/Bridge?編集/Yamaguchi）